ミズオオバコ



ミズオオバコ
 
トチカガミ科
 
 水草が急速に減ってきている。ミズオオバコも例外ではない。かつ
てインターネットで検索すると幾つかの県で絶滅危惧種になっていた。
当時はそんな県もあるのだなと軽く思っていた。ところが、お隣の京
 
都府レッドデータブックでも絶滅危惧扱いである。まったく信じられ
ない。豊岡の隣は京都府久美浜町である。豊岡にあって丹後にないと
いわれても信じられない。何が違うのだろうか?
 
 豊岡盆地でもすでに、ミズオオバコはどこにでもある植物ではない。
確実に見られるところと言えば、この写真を撮った半坂池のような状
態のよい池や、郷公園のコウノトリ公開ケージの上にあるビオトープ
 
(貧栄養)や田んぼビオトープ(富栄養)のような年中水を張った休
耕田に限られる。しかし条件がよければ鉢山などのように、3面張り
水路に張り付いているのも見られる。
 
 ミズオオバコは豊岡盆地では年中水を張ればまだでてくるように思
う。問題は、埋土種子の残り寿命があといくらくらいなのかというこ
とかもしれない。期限切れになる前に種子生産させ、それ以後は適当
 
な間隔で水張り休耕田にして、新しい種子を作らせ、稲作の間は休ま
せておけば豊岡では生きながらえていくと私は思う。そんなローテー
ションを確立したい美しい植物である。

at: 2002/08/27(Tue)

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