ニラ


ニラ ユリ科
 
 ニラには個人的な思い出がある。はたしてこれが正確なのかどうか
分からないが記しておく。
 
 小学生の時、漫画を読んでいた。たぶん、少年マガジン。赤塚不二
夫の作品、おそらくは「天才バカボン」。作品の中で、バカぼんパパ
がいう。
「わしはニラレバ炒めが好きなのだ。」
ニラレバ炒めは、この世の中で最高においしい料理なのだという。こ
れを読んで、子供心に、大きくなったら食べるぞと誓った。大人にな
った私はニラレバ炒めを食べた。今では、好物の一つである。
 
 ニラはネギの仲間である。栽培植物である。ところが自生であると
いう説もある。但馬では浜坂の海岸の断崖にあるものが村田源氏によ
って自生だとされている。但馬海岸の岩場には点々とあるのだろう。
 
 
 ニラをはじめとして、タマネギ、ネギ、ニンニクなどを犬に食べさ
せると病気になる。量が多いと死んでしまう。犬にはネギ科特有の化
学物質を分解する酵素がないのである。それで毒になるのだ。人は分
解酵素を持っているので、栄養となり、強壮作用があるなどといって
たくさん食べたりすることもできる。しかし、人間に効くからといっ
て、弱った犬にニンニクを食べさせたりすると殺すことになりかねな
い。
 
 と、ここまでは、日本での話。先日、郷公園の三橋さんにロシアの
話を聞いていたら、ロシアの犬はタマネギを食べても全然平気なのだ
そうだ。ロシアでは、だれもタマネギのことなんか気にせずに与えて
いるそうだ。なんと、ロシアの犬は分解酵素を持っているらしい。

at: 2003/11/16(Sun)

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