ミミカキグサ



ミミカキグサ
 
タヌキモ科
 
 食虫植物である。サギソウの生えるような日当たりのよい山地の貧
栄養湿原に生育する。但馬にはそのような貧栄養湿原が極めて少なく
ミミカキグサは数カ所でしか確認していない。それぞれの場所で個体
数は少なくないので、湿地が残れば絶滅することはないと思う。兵庫
では絶滅危惧種に指定されていないが、但馬では絶滅を危惧される植
物である。お隣の鳥取県では1ヶ所でしか知られておらず、絶滅危惧
Ⅱ類である。
 
 ミミカキグサは地下茎を張り巡らせ、小さな捕虫嚢をつける。株の
近くをよく見ると非常に小さな葉が地面に張り付いている。花茎は細
長く高さ5~10cmで、直立する。先に小さな黄色い花をつける。
花の下の方で反り返っているのは苞である。耳掻きに似ている。だか
らミミカキグサである。ミミカキグサの生えているところにはよく似
た仲間のホザキノミミカキグサが生えている。こっちは紫色の花をつ
ける。
 
 微小な植物なのでデジカメで撮るのは難しい。オートフォーカスで
はさっぱりピントが合わない。私のデジカメはマニュアルの操作も煩
わしいが、他に方法がないのでマニュアルでカメラの方を移動させて
撮った。写真はたくさん撮った中でましなものである。それでもピン
トが甘いのは私とカメラの双方の技術が未熟と言うことだろう。
 

at: 2002/10/20(Sun)

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