アキアカネとナツアカネ
秋は赤とんぼの季節です。豊岡で見られる10種あまりの赤とんぼを通して、自然の変化を実感できます。今回は、水田とその周辺で見られるアキアカネとナツアカネを紹介します。
トンボ科アカネ属
1 アキアカネ 水田とその周辺 以前よりは減少しているが、維持されている
2 ナツアカネ 水田とその周辺 近年やや増えている
以下のアカトンボは、丁寧に探さないと見つからない
3 ノシメトンボ 一時的に水田とその周辺に増えていたが、現在は見ない
4 コノシメトンボ 池やその周辺で見られる
5 キトンボ 池で見られる
6 ネキトンボ 池で見られる
7 リスアカネ 山間の池
8 マユタテアカネ 里山の谷間
9 マイコアカネ 平地の池など 豊岡では近年見ない
10 ヒメアカネ 湿地で見られる
11 ミヤマアカネ 山間の水田など


アキアカネ♂(左)とナツアカネ♂(右)
ナツアカネは顔から胸まで真っ赤になります。アキアカネは腹部のみ赤くなります。
どちらも、6月から7月に羽化し、アキアカネは高い山へ、ナツアカネは里地近くで夏を過ごし、秋に水田に戻ってきます。産卵された卵はそのまま越冬し、春に孵化します。


アキアカネ♀(左)とナツアカネ♀(右)
どちらも雄ほど赤くなりません。よく似ていますね。


左はアキアカネ、右はナツアカネ
胸の真ん中の黒いラインが尖っているか、切断されているかの違いが区別点

アキアカネの産卵。泥の見える小さな水たまりにお尻をつけて産卵します。秋に田んぼが完全に乾いてしまうと、産卵する場所がなくなります。

ナツアカネの産卵。草の隙間にパラパラと落とします。水がなくても産卵します。