田んぼの虫・イトトンボ類
クロイトトンボ属
1クロイトトンボ
2セスジイトトンボ
3オオイトトンボ
4ムスジイトトンボ (生息地は少ない)
いずれも胴体の先の第8,9節が青い。
アオモンイトトンボ属
1アジアイトトンボ
2アオモンイトトンボ
モートンイトトンボ属
1モートンイトトンボ
2ヒヌマイトトンボ(田んぼにはいない)
キイトトンボ属
キイトトンボ
ホソミイトトンボ属
ホソミイトトンボ
*その他にアオイトトンボ科オツネントンボ属(ホソミオツネントンボ)アオイトトンボ属(オオアオイトトンボ、アオイトトンボ)がい る。
オオイトトンボ
休耕田で個体数が多いイトトンボ。どうしてオオイトトンボなのか、よくわからないネーミングです。セスジとよく似ています。背中の青い部分がやや大きく目立つ。捕まえて胸の模様を確認するすしかないですね。池や田んぼの止水に多い。
クロイトトンボ
池に多いイトトンボ。湿地や田んぼでは少ない。胴は黒く、胸は成熟個体では青くなる。
セスジイトトンボ
豊岡盆地では田んぼや池より田んぼの横の溝や小川で見かけることが多い。円山川の本流でもワンドの水草が多いところでは、大発生する。胴の背には青い紋が入り、胸の黒い紋の中に細い線が入るのが特徴。
アジアイトトンボ
休耕田に春型が現れると、いよいよトンボの季節だなと実感する。腹部の第9節のみが青いという特徴を持つ。とても華奢なイトトンボだ。水田や休耕田、湿地に多い。
アオモンイトトンボ
田んぼでは少ないが、円山川沿いの休耕田や溝などにみられることがある。海岸に近いところに多い。豊岡盆地の内部にはあまりいない。ややがっちりとしたイメージのイトトンボ。胴体は黒く、第8節の全部と第9節の側面が青い。この特徴はこの種しかいない。トンボを捕食することが多いのか、他のトンボを食べている場面に出くわすことが多い。撮影する10分ぐらいの間に、半分以上食べてしまった。
モートンイトトンボ
ハッチョウトンボがいるような湿地に多いトンボ。休耕田にも現れる。しかし、少し水が深くなるといなくなる。コウノトリ文化館裏のビオトープで大発生していたが、今はほとんどいなくなった。原因は水深か、あるいはメダカの侵入も考えられるが・・。
キイトトンボ
黄色のトンボはこれしかいないのですぐに区別がつく。休耕田にたくさん発生する。写真が小さいのは、すごいピンボケ写真だから。
ホソミイトトンボ
瀬尾中で越冬するので、春早く田植え前の田んぼに現れる。なかなかスマートなトンボだ。写真はなし。
ホソミオツネントンボ
イトトンボ科ではなく、アオイトトンボ科。これも成虫で越冬する。田んぼや休耕田に現れる。