ドングリ ノート

 

ドングリはブナ科の植物の木の実。無胚乳種子だから、子葉に養分を貯めている。ピーナツのように二つに分かれるのが特徴。


ドングリコレクション 12種類



上段左から シイ、ブナ、シラカシ、アラカシ、ナラガシワ、ウバメガシ
下段左から アベマキ、カシワ、アカガシ、ウラジロガシ、ミズナラ、コナラ



常緑ドングリの仲間
アラカシ、シラカシ、ウラジロガシ
よく似ている。少し違うが変異もあるので、この写真だけで判断するのは危険。同じ種類でも、いろいろな個体から採集したドングリを並べてみたい。

 
シラカシ

 
アラカシ

 
ウラジロガシ
 ドングリの先端で区別できる。殻斗(ぼうし)はビロード状でこれも区別できる。

アカガシ、ウバメガシ
 
アカガシはドングリが大きくて立派。
  
ウバメガシはかさがリン片状。常緑の仲間ではわかりやすい特徴。



スダジイ

 
シイはドングリの形に特徴がある。



落葉ドングリの仲間

コナラ、ミズナラ、ナラガシワ

 
コナラは大きさがまちまち。かなり大きいものもある。

 
ミズナラは明らかに大きい。

 
ナラガシワは太くて短く、特徴がある。



カシワ、アベマキ

 
カシワも大きいが、アベマキにはかなわない。

 
アベマキは大きなドングリだ。

ブナ
 
ブナの実は小さい。これを食べる動物は、ずいぶんたくさん食べるのだろうか。



アラカシ、シラカシ、ウラジロガシの区別
この区別はなかなか困難。
並べてみると微妙に区別できる。しかし、同じ個体から採集したドングリで比較しているので、もっとたくさんやってみないと何ともいえない。
まず先端

  
アラカシ

  
シラカシ
微妙ですね。シラカシの先端がしっかりとくびれ溝になっているている傾向はある。

   
ウラジロガシ
これは、前の2種とは違う。


基部はほとんど同じ

  
アラカシ

  
シラカシ

  
ウラジロガシ