ヘイケボタル
No.15
市街地の水路ににヘイケボタル
ヘイケボタルは水田とその周辺の溝や池に住む。小川に住むゲンジボタルより最近の減少割合は高いように見える。汚染にはヘイケボタルのほうが強いが、生息地そのものが田んぼや住宅地と重なってしまうので、自然破壊の影響は大きい。 ところが、豊岡の市街地のど真ん中の水路でヘイケボタルが細々と生息していることがわかった。数ヵ所での生息地が確認された。下水道が完備さててきたことにもよるのだろうが、農業用水路として現在も役割を果たしていることも要因にあげられるだろう。 街の照明の影の、コンクリート上で点滅するホタルの姿は、哀れというより、したたかさを感じた。
at: 2003/06/30(Mon)
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