田んぼの学校2004,9,26
No.141
04,09,26 田んぼの学校 9:30-12:00 曇り 参加者約50人 今回も上田代表の報告。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
田んぼの学校調査結果 参加50名
前回はドジョウが少なくて心配したが、今回は多かった。この時期に田んぼにいる魚はドジョウとタモロコと考えていいだろう。アカザとシマドジョウは用水から侵入したと考えられる。上流には生息する環境がある。ニホンアカガエルがこの時期に見つかったことは、近くの川の土手などで暮らしている可能性を示唆しているのかもしれない。それはここで産卵するアカガエルの侵入経路がよくわからないからだ。深い用水路で遮断されているにもかかわらず、毎年ここで産卵が見られる。この時期に見られるオタマジャクシはウシガエルと考えていいだろう。前回も見られたが、今回はかなり成長し、模様もウシガエルらしくなった。昨年も見られたが、今年は数が多い。 ゲンゴロウなどの水生昆虫類は成虫が出現がほぼ終わる時期だ。多くの成虫が見られるはずだったが、個体数は多くなかった。今回は田んぼの中に入らなかったので、調査方法にも問題があったかもしれない。サナエトンボとヤマトンボのヤゴは流されて入ってきた可能性が大きい。 陸上生物ではコオロギ、バッタ類が多かった。アカトンボはまだ山から下りてきていない。
<生物リスト> タモロコ、ドジョウ、シマドジョウ、アカザ ニホンアカガエル、トノサマガエル、オタマジャクシ(ウシガエル) クロゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、ハイイロゲンゴロウ ヒメガムシ、マツモムシ、タイコウチ、オオコオイムシ ヤゴ(トンボ型)、ヤゴ(イトトンボ型)、ヤゴ(ヤンマ型)、ヤゴ(ヤマトンボ類)、ヤゴ(サナエトンボ類) ミズアブ類幼虫、ヒル類、タニシ、モノアラガイ、 ウスイロササキリ、エンマコオロギ、ヤチスズ、マダラスズ、イナゴ、オンブバッタ
撮影道具が見つからず、うまく撮れなかったけどアカザです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 食糧班長が都合により欠席のため、大槻、稲葉、北浦(母)で大鍋を作りました。鳴海さんが準備してくれていたサワラと稲葉が準備したチチタケの出汁が効いて、結構美味しかった?
at: 2004/09/29(Wed)
|
|