04,06,12 臨時田んぼの学校 13:30-15:30 小雨曇り 参加者約135人 大阪から大型バス3台でコウノトリの郷公園ツアーがやってきた。130人ほどの親子あるいは孫と祖父母の一行である。メインの行事は田んぼの学校だ。国土交通省がらみの事業で、多数応募の中から抽選で選ばれた人たちらしい。国土交通省近畿整備局の企画部長?というえらいさんまで来て挨拶している。わが特定非営利活動法人コウノトリ市民研究所の田んぼの学校も、ついに大阪からやってくるようになってしまった。 あいにくの小雨模様であったが、わざわざ大阪からやってくるだけあって、全然平気である。行きのバスの中ではコウノトリのビデオなどでしっかり勉強してきたようである。今回から、小さなたらいを持って、網で捕まえた生物を一時的にそこへ入れておき、より効率的な最終が出来るようにと試みたが、思惑通りなかなか具合がよさそうである。 はじめは遠慮がちだった子供たちも、だんだん調子が出てきて、みんな大いに楽しんだようである。 ホールで事前学習 雨が降っても平気 観察された生き物リスト爬虫類:シマヘビ両生類:イモリ、トノサマガエル、ニホンアカガエル、モリアオガエル(卵塊)魚類:メダカ、ドジョウ昆虫類:アメンボ、オオコオイムシ、マツモムシ、タイコウチ、コミズムシ、ガムシ、ヒメガムシ、マルガタゲンゴロウ、クロゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、クロズマメゲンゴロウ、チャイロマメゲンゴロウ、コガシラミズムシ、ヤゴ(ヤンマ型)マルタンヤンマ、ヤゴ(トンボ型)シオカラトンボ、ショウジョウトンボ 他、ヤゴ(イトトンボ型)キイトトンボ、ゴミムシ類、ゾウムシ類 他甲殻類:ミナミヌマエビヒル類クモ類:スジブトハシリグモ、コモリグモ類貝類:タニシ、カワニナゲンゴロウ類の幼虫が多かった。オオコオイムシは卵塊を背負っていたものが2個体、幼虫は様々なステージのものが見られた。タイコウチも幼虫が見られた。スジブトハシリグモがオタマジャクシを捕食していた。休耕田をビオトープ化して、もう7年目になる。一時はゲンゴロウ類の密度が高かったが、最近は落ち着いた状態でいつもそれなりににぎやかな状態で安定しているように思う。 観察風景 やっぱりドジョウは人気者 たくさん集まりました。 余談ですが都会の人たちは、行動がすばやいなあと思いました。