TOP 


ミョウガとキクラゲ  No.11



ミョウガとキクラゲ
 豊岡の市街地の近くのある里山にもミョウガ群落がある。庭の隅に植えている栽培品種のミョウガは7月に採れるのだが、野生のは9月下旬に花ミョウガが採れる。今年もたくさん採ってしまった。ミョウガご飯や、ミョウガの酢の物。非常に美味しい。


  大量に発生中のキクラゲ
 一方、コウノトリの郷公園では「キノコの種を植えよう」という行事で、今年もいろんなキノコを植菌した。キクラゲの種は市民研究所で購入したのだが、シイタケやヒラタケについては目立った成果が上がっていないのだが、キクラゲだけは10月に入り大量に発生していた。僕は一部を味見のために持って帰り、試食したのだ。
 他のキノコと一緒に佃煮にしたが、それでも余ったので、ミョウガと和えることを思いついた。ミョウガとキクラゲ、なんと言うすばらしい取り合わせか。

 さて、ミョウガとキクラゲを千切りにして生のまま三杯酢と和える。勇んで食べてみると、キクラゲが非常に泥臭く、あまり美味しくなかった。がっかりして残りを冷蔵庫に入れておいたのだが、そのまま10日ほど忘れていて、本日それを妻が発見し、再度食べる機会に恵まれたのだが、なんと、非常に美味しくなっている。
 ミョウガは甘酢を含んでしっとりと風味を増し、キクラゲも甘酢に馴染み少し柔らかくなって、ミョウガとキクラゲの香りが相交えこの上ないハーモニーをかもし出している。日本酒と非常に良く合う。


  ミョウガとキクラゲの甘酢和え(10日ほど冷蔵庫で寝かせて置いたら非常に美味しくなっていた。食べてから思いついたので、残りわずか。)

 
at: 2002/10/16(Wed)




Name
E-Mail
URL
感想 (200文字まで)
Pass

Pass 記事番号

TOP
shiromuku(e2)DIARY version 1.01