コウノトリ市民研究所8月ニュースレター
☆トピックス ○豊岡盆地のホタル調査の結果がまとまりました。調査に参加された皆様、ご苦労様でした。 調査報告は別項で。 ○コウノトリの郷公園周辺の田んぼでビオトープ作りが順調に進んでいます。 トノサマガエルやドジョウ、トンボが予想以上に発生しました。 アオサギやカルガモも気に入ってくれたようです。 ☆コウノトリ市民研究所8月の行事案内 ○セミの抜け殻調査 日時 8月19日(日)9時集合 内容 豊岡盆地のセミの抜け殻を調査して、セミの種類と分布調査をします。 当日以外に見つけた抜け殻ももってきてください。 ○8月定例調査、作業 日時 8月26日(日)9時集合 内容 ビオトープ転作試験ほの調査、休耕田ビオトープの生き物観察と管理 作業 お昼は何かを食べる会?。 ○夏休み生き物調べ2 日時 8月26日(日)13時 内容 昆虫採集や標本の作り方、生き物の名前調べ。市民研究所のスタッフ がお答えします。 ☆生き物関連行事のご案内 ○但東町 川の学校 8月1日(水) 但東町内の河川 魚、水生昆虫など水生生物の観察と川遊び 問い合わせ 但東町教育委員会 ○円山川水生生物調査 8月4日(土)10時〜12時 集合場所:豊岡市下引野バス停(時間までに) 指導:本庄四郎(兵庫県自然保護指導員) 内容:円山川の水質調査及び水生生物の調査 参加費:無料 主催:豊岡市職員労働組合(問い合わせ 0796-23-5167) ○たけのまるごと体験(川漁を極める) 8月5日(日)〜6日(月) 場所:竹野町東大谷 たけのこ村〜下塚、轟など竹野川 主催:竹野町公民館 0796-47-1071 fax 0796-47-0013 ○夏休み自由研究相談室 8月22日〜24日 毎日午前9時〜午後4時 竹野スノーケルセンター・ビジターセンター ○平成13年度 里山の生き物観察会 参加者募集 コウノトリの郷公園では、「里山の生き物観察会(年7回)を開催します。 実施月日 申込締切 テーマ 概要 第5回 8月24日(金) 8月22日(水) 「夜の生き物」 夜行性哺乳類、昆虫の観察 ☆コウノトリ市民研究所9月以降の主な行事 毎月最終日曜日:ビオトープ定例調査、作業 10月21日 赤とんぼ調査 11月25日 マツタケ山施業 12月9日 ツルカゴ教室・ネイチャークラフト 14年 2月10日 冬鳥調査 ☆情報局からのお知らせ <インターネット関連情報> コウノトリ市民研究所ホームページ、6月21日オープン。 http://Kounotori.org/ から入って下さい。 <メーリングリスト> メーリングリスト storkを運営中です。 参加すると、情報交換や意見交換ができます。また行事予定が自動配信され ます。 アドレスのお持ちの方は http://www.egroups.co.jp/group/stork/で入会手続きをするか、 ged00060@nifty.ne.jpまでメールしてください。 ☆豊岡盆地のホタル調査結果 調査への参加者は66名です。ただし小学生のみなさんは保護者同伴で調査して いるとすると、実質100名ぐらいかなと思います。 神美校区、八条校区のデータが最もよく集まりました。 調査期間は6月1日から7月1日でした。 この間、ホタルの生息が確認された場所は71カ所です。そのうち45カ所では ゲンジボタルが確認されています。 生息度数5の場所は17カ所、そのうちゲンジボタルは9カ所です。生息度数5 は1カ所に立って、50匹以上のホタルガ観察できる、という基準です。 ○明らかになったこと ゲンジボタルが意外にも市街地近くで観察されました。場所によっては近年増え ているという情報もありました。 ゲンジボタルは流れのある小川などに生息しますが、豊岡盆地では山際の水路な どで見られ、群生地もいくつかあります。神美や八条校区の調査結果からみて、 豊岡盆地ではかなり普通に見られるのではないかと推定されます。 ヘイケボタルも同じように見られましたが、水田で見られたのはヘイケボタルの みでした。平地の水田や集落周辺は本来ヘイケボタルの生息地ですが、今回の調 査では限られた場所でしかホタルが見られませんでした。平野部のヘイケボタル は確実に減少していると言えます。 ホタルの出現時期は6月初旬から7月で、ゲンジボタルは6月初旬から中旬に多 く見られました。 ホタルマップは、ここでご覧になれます。