コウノトリ市民研究所7月ニュースレター
☆トピックス ○6月21日、コウノトリ市民研究所のホームページがオープンしました。 インターネットができる環境にある方は、ぜひご覧いただき、生き物の情報 を上げてください。 オリジナルドメイン「コウノトリ ドット オルグ」です。 http://kounotori.org/でお入りください。 ○6月24日の定例調査では、転作ビオトープ試験ほでドジョウやメダカが観 察されました。 ○炭焼き小屋前のビオトープ情報 炭焼き小屋前の水路ビオトープがおもしろい。 オタマ、タイコウチ、イモ リ、ガムシ、ドジョウ、メダカ、、、いろいろ観察できます。お弁当の残りと かを少しやると、大変楽しい観察ができます。 また、菅村さんの植えたコウ ホネ、ミズアオイ、ミズトラノオなどの希少植物も増えてきています。 ☆コウノトリ市民研究所7月の行事案内 ○7月定例調査、作業 日時 7月29日(日)9時集合 内容 ビオトープ転作試験ほの調査、休耕田ビオトープの生き物観察と管理 作業 お昼は何かを食べる会。 ○夏休み生き物調べ 日時 7月29日(日)9時 内容 昆虫採集や標本の作り方、生き物の名前調べ。市民研究所のスタッフ がお答えします。 ☆生き物関連行事のご案内 ○ファーストスノーケル大会 日時 7月01日(日) 場所 竹野町大浦 竹野スノーケルセンター 指導 竹野地区パークボランティア 問い合わせ 竹野スノーケルセンター 0796-47-1932 ○『里山ウォーク』開催のお知らせ コウノトリの郷公園では、自然解説員が園内を案内する「里山ウォーク」を 実施します。コウノトリの解説を交え、湿地の生き物など自然観察をします。 7月の実施予定 7月14日(土)午前10:00〜11:00 7月28日(土)午前10:00〜11:00 集合場所 県立コウノトリの郷公園内 豊岡市立コウノトリ文化館コウノピ ア玄関前 備 考 申し込みは、必要ありません。当日、直接お集まり下さい。 雨天決行・定員なし 帽子、水筒を持参のうえ、運動靴、長靴などをご用意下さい。 参 加 料 無料 ○平成13年度 里山の生き物観察会 コウノトリの郷公園では、「里山の生き物観察会(年7回)を開催します。 実施月日 申込締切 テーマ 概要 第4回 7月22日(日) 7月18日(水) 「夏の植物」 葉による樹木識別、 夏開花する植物観察 第5回 8月24日(金) 8月22日(水) 「夜の生き物」 夜行性哺乳類、 昆虫の観察 ☆コウノトリ市民研究所8月以降の主な行事 毎月最終日曜日 ビオトープ定例調査、作業 8月19日 セミの抜け殻調査 8月26日 夏休み生き物調査2 10月21日 赤とんぼ調査 11月25日 マツタケ山施業 12月 9日 ツルカゴ教室・ネイチャークラフト 2002年 2月10日 冬鳥調査 ☆情報局からのお知らせ <インターネット関連情報> コウノトリ市民研究所ホームページ、6月21日オープン。 http://kounotori.org/から入って下さい。 <読売新聞「但丹のいきもの」連載情報> 本ニュースレター発刊までに掲載された記事一覧です。 5月29日 「イソヒヨドリ」(高橋 信) 6月 5日 「タヌキ」(稲葉 一明) 6月12日 「チガヤ」(菅村 定昌) 6月27日 「ノゴマ」(高橋 信) <メーリングリスト> メーリングリスト storkを運営中です。 参加すると、情報交換や意見交換ができます。また行事予定が自動配信されます。 アドレスのお持ちの方は http://www.egroups.co.jp/group/stork/で入会手続きをするか、 ged00060@nifty.ne.jpまでメールしてください。 (注:メーリングリストはi-mode等の携帯電話のアドレスでは利用できません) ☆6月24日実施のビオトープ転作試験ほ調査結果 9:30ー10:30 試験ほナンバー T1234A メダカ −−−−*− ドジョウ ***−−− トノサマガエル ***−−− アマガエル *****− オタマジャクシ *****− モノアラガイ −−−−*− ガムシ幼虫 −−*−*− コオイムシ −−*−−− ミズカマキリ *−*−*− マツモムシ、コミズムシ*****− ヤゴ ****** アメンボ ****** ヒル類 −−*−−− トンボ類 ****** ヤンマ類 −−*−−− イトトンボ類 *****− チョウ類 −−−−*− クモ類 −*−*−− カマツカ幼魚 −−−−*− ユスリカ幼虫 −−−*−− シジミ −*−−−− *いた −みつからなかった。 今回はいろいろな成果がありました。 待望のドジョウを確認。メダカカマツ カも確認。魚類が確認できたのは大きい。水を張ったままなので、オタマカエル とあわせ、ドジョウなどがコウノトリの餌場として期待できます。水を落として しまう稲作田よりもビオトープ転作が有効だと言う可能性が高くなります。ここ はほ場整備田で、用水路を遡上して魚が入ってくることはできない構造なので、 少なくてもドジョウがいると言うことは大きいと思います。成魚も幼魚も確認で きました。ドジョウはもともといたものが増殖したのでしょうか。メダカ、カマ ツカは用水経路で入ってきたものだと思います。 アキアカネが大量に羽化。稲 がないのでみんな畔草で羽化している。畔草刈はもう少し待ったほうがいいかも しれません。 シジミの稚貝を発見。(もしかしたらドブガイの可能性もある。) これも用水路とのつながりということでしょうか。 オタマジャクシはアマガエ ルとトノサマガエル。どんどんカエルへ移行中。4番のみモノアラガイが多数。 水カマキリの幼虫、生態も確認。 ☆ニューズレターの郵送について なお、メーリングリスト参加者については、メールで配信しますので、 このニュースレターの郵送を今回から原則中止します。