▼田んぼの学校 一覧

田んぼの学校2022年8月度(実施報告)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

田んぼの学校8月

2022年8月21日

天気:雨のち曇

テーマ:ビオトープの生きもの探し

参加者:5家族15名、スタッフ3名

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あいにくの雨模様と、鎌谷川が増水していたため、川からビオトープに変更しました。悪天候にもかかわらず、15名もの参加者がありました。

 

文化館裏のビオトープで生きもの探しです。この時期のビオトープには何がいるでしょう。

 

ビオトープにはアオサギもいました。このアオサギ、近づいても全く動じません。子どもたちがタモ網でせっせと水生生物を捕まえている間も、その傍らでエサを見つけては食べていました。

 

捕まえた生きものは館内の展示実習室で同定、種類分けをして観察しました。

大逸 主任研究員による水生昆虫の解説です。ビオトープの専門家です。みんな熱心に聞き入っていました。

 

ドジョウとメダカ、アカハライモリは北垣 主任研究員による解説。

【見つけた生き物】

   ●水生昆虫

     ゲンゴロウ類:クロゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、

            コシマゲンゴロウ、ハイイロゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ

       ガムシ類:ガムシ、コガムシ、ヒメガムシ、マメガムシ

    水生カメムシ類:タイコウチ、コオイムシ、マツモムシ、コマツモムシ、チビミズムシ、

            マルミズムシ

        ヤゴ類:ギンヤンマ、シオカラトンボ、コサナエ属、キイトトンボ

   ●両生類:アカハライモリ

   ●魚類: ドジョウ、キタノメダカ

   ●その他:ミナミヌマエビ、ヒル

今月は、特にゲンゴロウ類が多かったです。


田んぼの学校2022年7月度(実施報告)

田んぼの学校7月

2022年7月17日

天気:晴れ

テーマ:小川の生き物探し

参加者:35家族 101名 スタッフ4名

雷雨が心配でしたが、いい天気になりました。

今月の田んぼの学校は、小川の生き物です。

 

上空をコウノトリが飛んできました。

 

郷公園内を流れる鎌谷川に入りました。

ここ数日の雨で、水量も豊富でした。幸い濁りもありません。

 

 

 

久しぶりにアカザが見つかりました。

清流に棲むナマズの仲間です。希少種でして、環境省のレッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。

 

捕まえたものを見ていきます。カワムツが多かったです。また、今年上陸したと思われるトノサマガエルもたくさんいました。

 

 

【見つけた生き物】

 

両生類 :トノサマガエル、アマガエル、ヌマガエル

魚 類 :カワムツ、オイカワ、キタノメダカ、タモロコ、ムギツク、ドンコ、トウヨシノボリ、モツゴ、ドジョウ、

     アカザ、タイリクバラタナゴ

水生昆虫:タイコウチ、コオイムシ、ヤゴ(ハグロトンボ、コヤマトンボ、サナエトンボ科)

甲殻類 :モクズガニ、ミナミヌマエビ、スジエビ

貝 類 :マシジミ(もしくはタイワンシジミ)

 

来月の田んぼの学校も小川に入ります。

 


田んぼの学校2022年6月度(実施報告)

田んぼの学校 6月

 

2022年6月19日(日)9:30~11:30

天気:晴れ

テーマ:初夏の田んぼ

参加者:18家族,1グループ 52名+スタッフ5名

 

いい天気になり、日差しも強くなりました。夏が近づいています。

今月の田んぼの学校はビオトープです。

今月のパスポートのスタンプはカエルとトンボ、缶バッジはアカハライモリです。

 

先月と比べて、水が温かくなってきました。生き物の姿も増えてきました。

何がいたのか、みんなで捕まえた生き物を観察していきます。

 

 

ドジョウ

アカハライモリ

アカハライモリの幼生。えらがあります。

マルガタゲンゴロウとシマゲンゴロウ。

画像はありませんが、他にはトノサマガエルのオタマジャクシが沢山いました。アマガエルも少々混じっていました。ほとんど足が生えており、もうすぐ上陸すると思われます。

 

今回は久しぶりに鍋を再開しました。

 

【見つけた生き物】

両生類:アカハライモリ(成体と幼生)、アカガエル、オタマジャクシ(トノサマガエル、アマガエル)

魚類:ドジョウ、メダカ

昆虫:タイコウチ、シマゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、ゲンゴロウ類幼虫、ヤゴ(イトトンボ類、シオカラトンボ、サナエトンボ類)

その他:ミナミヌマエビ、マルタニシ、カワニナ

 

来月の田んぼの学校は小川です。

 


田んぼの学校2022年5月度(実施報告)

田んぼの学校5月

2022年5月15日(日)9:30~11:30

天気:晴れ

テーマ:春の田んぼ・オタマやタイコウチ

参加者:14家族37名+スタッフ6名

 

天気もよく、涼しい日になりました。今月の田んぼの学校は、ビオトープに入ります。

今回のパスポートのスタンプはオタマジャクシです。

今月に入ってから、ビオトープも生き物の姿が目立つようになりました。

どんな生き物が見つかるでしょうか。

捕まえた生き物は、白バットに入れてみんなで観察しました。

アカハライモリとドジョウ。

シマゲンゴロウとコオイムシ。今日はゲンゴロウの仲間がたくさんいました。7種類ものゲンゴロウ類がいました。

【見つけた生き物】

両生類:シュレーゲルアオガエル、オタマジャクシ(シュレーゲルアオガエル、アカガエル)、アカハライモリ

魚: ドジョウ、メダカ

昆虫: タイコウチ、コオイムシ、クロゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、マメゲンゴロウ、キベリクロヒメゲンゴロウ、ガムシ、ヒメガムシ、マメガムシ、ヤゴ(ギンヤンマ類、サナエトンボ類、イトトンボ類)

その他: ミナミヌマエビ、ヒル、カワニナ、マルタニシ

 

来月の田んぼの学校も、ビオトープです。


田んぼの学校2022年4月度(実施報告)

 

田んぼの学校4月度
「タンポポなど春の草」

日時:4月17日(日)晴れ
参加者:9家族 22名
スタッフ:4名

2022年度の田んぼの学校が始まりました。
 


今年度の第一回目、春の植物。良いお天気になりました!。


最初なので年間パスポートを発行しました。


4月のスタンプはナナホシテントウです。
春の植物の会なのですが、やっぱり子どもたちは虫だよねとナナホシテントウになりました。


今回は植物ビンゴです。花の色、葉の付き方、茎の様子などを観察します。
色の判断は各人にお任せです。本人が青と思えばそれは青です。


スタートはスミレの仲間です。ヒメスミレがありました。
少し移動するとスミレがありました。
もう少し移動するとアリアケスミレがありました。
みんなすぐに区別できるようになりました。
田んぼの近くに行くとツボスミレも出てきました。


葉の出方や毛の有無などは、お父さんやお母さんに助けられて、全員がシールを貼りきりました。

子どもたちは、「これなに?」とたくさん持ってきてくれました。

観察した植物は
スミレ、ヒメスミレ、アリアケスミレ、ツボスミレ、セイヨウタンポポ、シロバナタンポポ、キランソウ、スイバ、カラスノエンドウ、スズメノテッポウ、スズメノカタビラ、スズメノヤリ、ヒメオドリコソウ、セリ、ヨメナ、オヘビイチゴ、オニタビラコ、カタバミ


実習室に帰って、ビンゴの景品配布です。全員一等賞なので、全員で一斉に好きなのを選んでもらいました。
景品はスタッフが山から拾ってきた水晶や鉱石のかけらでした。

9家族22名をスタッフ4名でご案内しました。

 

 

 

 


田んぼの学校2022年3月度(実施報告)

 

田んぼの学校3月度
「早春のビオトープ」

日時:3月20日(日)雨のち曇り
参加者:6グループ24名
スタッフ:3名

気温が高くなる日が増え、空からも雪ではなく雨が降るようになりました。
2月の田んぼの学校の時にはまだなかったアカガエルの卵塊がたくさん増えたので、今日の田んぼの学校は卵塊調査です。


先週あたりから数が急に増えてきて、大きな塊だと1つなのかいくつかくっついているのかわからなかったり、いくつくっついてるのかわからない卵塊もたくさんあります。


また、草の根元やビオトープの真ん中辺りだと見えづらく、成長が進んで崩れかけた卵塊もあるので数えるのに一苦労です。


家族ごとに数えてもらって、西側のビオトープエリアでは500個ぐらい、東側は工事の関係で全部は調べられませんでしたが200個ぐらいの卵塊がありました。


成長段階の違う幾つかの卵塊を持ち帰り触り比べてもらいました。産んで数日だとまだプルプルしたしっかり塊で、日にちが経つほどスカスカのだらっとした塊になります。

西ビオトープでの産卵は一段落、この後しばらくは卵塊の成長具合を見比べることができます。3月に来園される方はビオトープのアカガエル卵塊もご覧になってみてください。
親ガエルはどうしてるかって?
一仕事終わったので暖かくなるまでまた眠ります。


各家族が数えた卵塊の数。


スタンプはフキノトウ

 

 

 


田んぼの学校2022年2月度(実施報告)

 

2月20日(日)
田んぼの学校
~冬の生きもの~ビオトープ~

「冬は生き物達はどうしてるんだろう?」
「そもそも、冬に生き物はいるのかな?」
「コウノトリは冬でもビオトープで何か食べてるよ。」
「じゃあ、何がいるのか探しに行ってみよう!」
ということで、みぞれ交じりの中ビオトープに生き物探しに出発です。
すぐそこですが、ビオトープに着いたら少し晴れてきてみぞれも止みました。


網を持って、あっちをごそごそ、こっちをごそごそ。
時折「お魚見つけたー。」「なんか変なのおった!」という声が聞こえてきます。


空が曇って再び雪が降りそうになってきたので、文化館に戻って生き物観察です。


同じような生き物に分けていきます。


ミナミヌマエビとメダカが多かったですが、他にもヤゴやトビケラなど冬越しをしている生き物を見つけることができました。
冬場、コウノトリが餌探しが大変なのがよくわかりました。


スタンプはアカガエル。
今年、ここではアカガエルはまだ産卵していません。
3月にはたくさんの卵塊を見ることができるでしょう。

見つけた生きもの:ミナミヌマエビ、メダカ、クロスジギンヤンマ、シオカラトンボ、コサナエ、オオイトトンボ、
         ムラサキトビケラ、ホソバトビケラ、ミズムシ、コオイムシ、
マツモムシ、コミズムシ、
         カワゲラ、カワニナ。14種類。
参加者:3家族、9名
スタッフ:2名


田んぼの学校2022年1月度(実施報告)

 
田んぼの学校1月
2022年1月16日(日)9:30~11:00
天気:晴れ
テーマ:里山の生きもの
参加者:4家族11名(スタッフ3名)
 
晴れのよい天気になりました。今回の田んぼの学校は雪の積もったコウノトリの郷公園内を歩きながら、野鳥観察や動物の足跡探しをしました。
 
展示実習室に集合後、写真を見てもらいながら今日見られそうな野鳥の予習をしてから出発。文化館の建物の陰から何者かの足跡が外に続いているのを観察し、テンが歩いた跡と説明を受けました。
 
飼育コウノトリを見ながら、少しコウノトリのことを勉強しました。西ビオトープではシカの足跡を観察。頭上の高い枝にエナガの群れが来ているのを見ました。
 
ここから東公開エリアまでみんなで一緒に歩きながら、途中で目についた足跡や野鳥を観察しました。少し離れていて観察が難しかったですが、トラツグミが出てきていました。東公開エリアの湿地では、アオサギ、クサシギを観察しました。雪の上の、コウノトリの大きな足跡もしっかり観察できましたね。
 
【本日観察した野鳥】
エナガ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、トラツグミ、トビ、アオサギ、クサシギ、ツグミ、カワセミ(声)
 
【本日観察した足跡】
テン、シカ、キツネ、イタチ?、コウノトリ
 

田んぼの学校2021年12月度(実施報告)

 

田んぼの学校12月 里山探検・クラフト
2021年12月19日(日)9:30~12:00
天気:曇
テーマ:里山探検・クラフト
参加者:8名(スタッフ4名)
 

今日は田んぼの学校、里山、クラフト。
雪の関係か、参加者は少ないですが、大阪からのお客様の飛び込み参加もありました。
赤い実がほしいなあと、すぐそこのソヨゴの実を取りに行ったりしながら楽しんでいます。


スタンプはコウノトリと雪だるま


田んぼの学校2021年11月度(実施報告)

 

田んぼの学校11月 里山探検
2021年11月21日(日)9:30~12:00
天気:曇り
テーマ:里山探検
参加者:32名(スタッフ7名)
 

今日のスタンプはシカの足あと?、イノシシ?

秋の缶バッヂ


焼き芋を仕込んで出発。

この時期の里山、子どもたちは何を見つけるか、とにかく歩いてみる。
何もいないと思ったが、落ち葉の下からカナヘビやカエルを見つけ出した。
小さなドングリやキノコ、落ち葉などを拾い、走り回っていた。子どもたちは元気だ。

 


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