▼田んぼの学校 一覧

田んぼの学校2024年3月度(実施報告)New!

2024年3月17日(日)9:30~11:00
天気:曇り
テーマ:早春のビオトープ
参加者:7家族36名、スタッフ4名、計40名

今月の田んぼの学校は「早春のビオトープ」です。
アカガエル類のオタマジャクシがたくさんふ化していました。

アカガエル類のオタマジャクシです。ビオトープの中も春になりつつあります。

クロゲンゴロウやヤゴもいました。

どんなものがいたのか、みんなで観察しました。

今日の大鍋は鹿肉みそ汁です。野菜もたっぷりで温まりました。


田んぼの学校2024年2月度(実施報告)

2024年2月18日(日)9:30~11:00
天気:晴れ
テーマ:冬のビオトープ
参加者:6家族21名、スタッフ8名、計26名

今月の田んぼは、ビオトープの観察をしました。
数日前からアカガエル類が本格的に産卵を始めたので、卵塊を数えてからビオトープの生き物観察をしました。


アカガエル類の卵塊です。今日、文化館周辺のビオトープや水路には、673個もの卵塊がありました。

ニホンアカガエルとヤマアカガエルが棲んでいまして、今日は2種類とも見ることができました。


ニホンアカガエルです。


こちらはヤマアカガエルです。


ビオトープにはゲンゴロウ類がいました。


何が採れたか、みんなで観察しました。


アカガエルの卵塊、触ったらどんな感触かな?


今日の大鍋は、鹿鍋でした。

 今日見つけた生き物
両生類:ニホンアカガエル、ヤマアカガエル、ツチガエルのオタマジャクシ
魚類: メダカ
昆虫: ヒメゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、クロゲンゴロウ、マツモムシ、トビケラ類幼虫、
    カワゲラ類幼虫、ヤゴ(シオカラトンボ型、カワトンボ型、ヤンマ型、コサナエ)
その他:ミナミヌマエビ、ミズムシ  


田んぼの学校2024年1月度(実施報告)

2024年1月21日(日)9:30~11:00
天気:雨
テーマ:冬の生きもの
参加者:4家族15名、スタッフ7名、計22名

 

1月は「冬の生きもの」、今回は野鳥観察とアニマルトラッキングです。
本降りの雨だったので、参加者は少ないだろうと思っていましたが、15名の参加がありました。

始めに館内の剥製を使って解説です。
タヌキとアナグマ、シカとイノシシを見比べてもらい、アニマルトラッキングの時のポイントを説明しました。

剥製は郷公園で見られる鳥を中心に、棲んでいる場所や特徴について解説をしました。

外に出て、自分たちでトラッキングです。
かなり雨が降っているのでハッキリした足跡はありませんでしたが、足跡、糞を見つけました。

雨が降って野鳥は姿が見えず、観察デッキから見えるアオサギの巣を見てもらいながら繁殖について話をしました。上空を通過するダイサギ、オオタカ、トビを観察できました。

大鍋はシカ肉と旬の野菜たっぷりのお鍋です。
寒い中での観察会だったので、熱々のお鍋がとてもおいしかったです。

オプションで、クマの爪痕を見に行きました。

 


田んぼの学校2023年12月度(実施報告)

2023年12月17日(日)9:30~12:00
天気:雪
テーマ:ネイチャークラフト
参加者:3家族12名、スタッフ4名、計16名

 

12月はネーチャークラフト。外は雪まじりの風。
とても寒くて鍋がなかなか沸騰しません。
寒い中3家族12人で、遊びました。
ドングリはコマ、マツボックリはクリスマスツリー、あとはいろいろな動物など。 

準備物は、ホットボンドと木工用ボンド、剪定ばさみ。

 


野山で集めた材料、いろいろ。

 


アベマキのドングリゴマ

 


マツボックリ、ヘクソカズラ、ムラサキシキブ

 



 

 


今日の鍋は野菜たっぷりシカ肉鍋です。


ネイチャークラフト2023年12月度(実施報告)

2023年12月3日(日)13:00~15:00
天気:曇り
テーマ:リース作り
参加者:13名、スタッフ3名、計16名

第一日曜プログラム
12月はリースづくりです。
文化館では、本物の植物をふんだんに使っているので、リースで植物観察もできます。
今年は最初に種(たね)について少しお話をしました。
いよいよ、リースづくり。
みんなどの形のリースにしようか、何をつけようか、ワクワクしながら自分だけのリースを作っていました。

 

今年も力作揃い、素敵な作品ができあがりました。

 

 

 

 

 

 


田んぼの学校2023年11月度(実施報告)

2023年11月19日(日)9:30~12:00
天気:晴れ
テーマ:里山探検
参加者:8家族28名、スタッフ4名、計32名

今日はいい天気で、里山探検にもってこいの日でした。文化館裏や東公開エリアで、ドングリやシイの実を拾ったり、カキの実を採ったりもしました。

空気は冷たいですが陽が差すと暖かく、外でも活動しやすい日でした。

焼き芋です。サツマイモを焼きました。いい感じに美味しく焼けました。

お昼の鍋は、いわしのつみれ汁でした。


田んぼの学校2023年10月度(実施報告)

2023年10月15日(日)9:30~12:00
天気:晴れ
テーマ:アカトンボ探し
参加者:5家族16名、スタッフ4名、計20名

今年は第3日曜日が秋祭りの日に当たり、参加者も少ないだろうと大鍋も縮小して準備していました。曇りの天気予報でしたが日差しもあり、例年になく朝からアカトンボが飛んでいます。

スタッフを含めて20人で文化館を出発しました。建物の周りでもうアカトンボの姿が見えます。

草刈りが終わった河川敷にたくさんのアカトンボがいます。小さな虫が飛んでいるので摂食活動のようです。

そのまま歩いて東ビオトープと山裾の池に到着。池の周辺で金色のアカトンボが飛んでいました。キトンボです。

オニヤンマが捕まったと大騒ぎ。よく見ると少し小さい。あまり特徴がないヤンマ。一瞬なんだろうと思案するスタッフ。ミルンヤンマでした。ここでは珍しい渓流のヤンマです。

ミルンヤンマ 雌

文化館に帰って採れたトンボのまとめ。アカトンボはアキアカネ、ナツアカネ、キトンボ。その他のトンボはミルンヤンマなど。この後みんなで種類を確認しながら逃がしました。

今日の鍋はイワシのつみれ。おいしかったです。


田んぼの学校2023年9月度(実施報告)

2023年9月17日(日)9:30~12:00
天気:晴れ
テーマ:バッタ・イナゴ探し
参加者:5家族16名、スタッフ5名、計21名

コウノトリ文化館から東ビオトープ一周コース。川沿いの草地からスタートです。9月になっても暑い日が続く毎日、昆虫の姿も少し少ないように思えます。歩いていると道の上にハンミョウがいました。今年9月に入ってからよく見かけます。やがてカマキリが姿を現しました。ハラビロカマキリ、ヒメカマキリ、オオカマキリなどです。

東ビオトープのトイレ周辺の道はバッタの宝庫。今年もトノサマバッタ、クルマバッタがたくさん飛び出し、子どもたちは元気に追いかけました。

やがて池の周りでトンボ採りが始まりました。ギンヤンマ、ショウジョウトンボ、チョウトンボ、たくさん飛んでいます。山際の水路にオニヤンマがいました。

学習室で見つけたものを確認しました。クルマバッタとトノサマバッタの違いを確認。オニヤンマの複眼が印象的でした。

川の土手でバッタを飛ばしました。ここはちょうどコウノトリを放鳥した場所です。トノサマバッタとクルマバッタ川を越えて飛んで行きます。

今日の鍋は魚のつくね入りの味噌汁。熱かったですが、とてもおいしかったです。

 その他に確認したもの。エンマコオロギ、ハラオカメコオロギ、マダラバッタ、ショウリョウバッタ、コバネイナゴ、ハネナガイナゴ、クダマキモドキ、ハグロトンボ、キイトトンボ、キタノメダカ、ミノムシの1種。

 


田んぼの学校2023年8月度(実施報告)

2023年8月20日(日)9:30~12:00
天気:晴れ
テーマ:小川の生きもの探し
参加者:11家族32名、スタッフ6名、計38名

8月の田んぼの学校は、小川の生き物探しです。園内を流れる鎌谷川に入りました。先日の台風による増水もおさまり、ちょうどいい水量でした。

まだまだ暑い日が続きます。こんな日は、やっぱり川に入るのは楽しいですね。この写真のように胸まで浸かっている子もたくさんいました。

捕まえた生き物の説明と観察をしました。

カワムツ。ここでは一番多い魚です。

ニシシマドジョウ。

 

ドンコ。

コヤマトンボとコオニヤンマのヤゴ。

今日の結果
両生類:ヌマガエル
魚類:カワムツ、オイカワ、タモロコ、ドジョウ、ニシシマドジョウ、ドンコ、キタノメダカ
水生昆虫:タイコウチ、コオイムシ、ヘビトンボ幼虫、ヤゴ(コヤマトンボ、コオニヤンマ、コシボソヤンマ、イトトンボ科)
甲殻類:ミナミヌマエビ、スジエビ、サワガニ、モクズガニ、アメリカザリガニ
貝類:カワニナ、マシジミ(タイワンシジミ?)

合計22種類の生き物が見つかりました。

今日の大鍋はカレー鍋です。あっさりとしていながら、野菜の味がしっかりと味わえるおいしい鍋でした。

 


田んぼの学校2023年7月度(実施報告)

2023年7月16日(日)9:30~11:30
天気:晴れ
テーマ:小川の生きもの探し
参加者: 12家族1団体49名、スタッフ6名、計55名


7月の田んぼの学校は、小川の生き物がテーマです。コウノトリの郷公園内を流れる鎌谷川で生き物を捕まえます。
今月のパスポートのスタンプはヨシノボリ。小川に棲んでいるハゼの仲間です。


入る場所まで、少し移動します。観察道具を載せたリヤカーが先頭です。


今日は水も澄んでいて、水量もしっかり流れています。とても暑いですが、冷たい水がちょうどいいです。たも網を手に川に入ると、子どもも大人も夢中になって生き物を捕まえました。


ニシシマドジョウとドジョウ。茶色い小さい方がドジョウで、大きめの2匹がニシシマドジョウです。

タモロコ

ドンコ

ヒラテテナガエビ。鎌谷川では今回初採集です。川と海を行き来するエビです。南方系の種類で、近年北上しているようです。この5年ほどの間に但馬でも見かけるようになりました。

今日の結果
両生類:ヌマガエル、トノサマガエル
魚類:カワムツ、モツゴ、タモロコ、フナ、キタノメダカ、ムギツク、ニシ シマドジョウ、ドジョウ、ドンコ
水生昆虫:コオイムシ、タイコウチ、ヤゴ(ハグロトンボ、コヤマトンボ、サナエトンボの仲間、ギンヤンマの仲間)ヘビトンボ幼虫、ゲンゴロウ類幼虫
甲殻類(エビ、カニ):モクズガニ、ミナミヌマエビ、ヒラテテナガエビ

今日は合計23種の生き物を見つけることができました。

来月の田んぼの学校も、小川の生き物探しです。

 

 

 


1 2 3 4 12