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コウノトリ自然観察会12月度(実施報告)

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テーマ:コウノトリと冬の猛禽類
日時:2018年12月9日(日)13:00〜15:30
天気:雨
参加者:4名
スタッフ:橋本、赤松

スタッフ2名で4名のお客様をお連れしました。
百合地~伊豆~加陽と移動し、六方田んぼ、出石川、加陽湿地と異なる環境を見て回りました。
コウノトリは1羽にしか出会えませんでしたが、猛禽類はハヤブサ1、チョウゲンボウ1、ノスリ3が出迎えてくれました。
他に、キジ、ツグミ、カワラヒワ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、タヒバリ、コガモ、カワアイサも見ることができました。
雨、みぞれ、雪が断続的に降る悪条件でしたが、お客様にはコウノトリも猛禽類も見ていただくことができました。

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法花寺万歳

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新春恒例、地元に伝わる伝承芸能「法花寺万歳」(ほっけいじまんざい)を披露して頂きます。お正月のおめでたい行事です。みなさまぜひお集まりいただき、福にあやかって下さい。

日時:2019年1月3日(木)10時30分
場所:豊岡市立コウノトリ文化館多目的ホール
入場無料
※環境協力金を頂いたお客様には、新年特別バージョンのコウノトリ折り紙を差し上げます。


菅村先生の植物観察会11月度(実施報告)

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テーマ:秋の植物 身近なシダ植物
日時:2018年11月25日(日)13:00〜15:00
天気:晴れ
参加者:6名+スタッフ2名

スタッフ2名と6名のお客様で園内を回りました。

まずは堤防の上でワラビの観察をしました。草刈りのたびに芽が出てくるので何度も美味しく食べられます。マイポイントを見つけておきましょう。そのためにも生育する立地と見分け方を覚えましょうとお話ししました。
次は、ニホンジカによる植生被害によってかえって増えているイワヒメワラビとコバノイシカグマを見ていただきました。ここまでの3種で「もう分からない」という声が聞こえて来ました。
遊歩道に入って山に上がり、シシガシラを見ていただきました。「この辺りにはこんな形のシダはこれしかない!」と断言すると「これなら覚えられそう」との返事が返ってきました。
さらに少し山の中に入って『写真でわかるシダ図鑑』の用語「ハの字」でベニシダ、トウゴクシダ、ヤマイタチシダ、ヒメイタチシダを説明しました。
山を下って、今日のメイン場所に行きました。
そこで見られたシダは、ホシダ、オクマワラビ、カニクサ、イノモトソウ、オオバノイノモトソウ、イノデ、タチシノブ、ゲジゲジシダ、ヤブソテツ、トラノオシダ。
今日は上記の他にコシダ、クラマゴケが見られました。合計で20種類のシダを見ることができました。
学習室に帰ってきて復習をしました。持ち帰ったうちの半分くらいが見分けられるようになった方も出てきました。立派なものです。

まだまだニホンジカの影響が大きく五体満足なシダはなかなか見つかりません。そんな中での観察会でしたが、昨年までならこんな観察会は実施不可能でした。豊岡市の有害駆除班の皆さんに感謝です。

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田んぼの学校2018-11月度(実施報告)

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2018年11月18日(日)9:30〜12:00
天気:晴
テーマ:里山で落ち葉集め・焼き芋
参加者:参加者:96名(30家族)+スタッフ7名

サツマイモを新聞で巻いて、アルミホイルで巻いて、準備万端で、出発しました。
途中で落ち葉を観察しました。アベマキの木の下では大きなドングリがないか探しました。小さなお子さんが多いので列が長く長く伸びました。大変でしたが東屋まで上ることができました。
帰ってきて、焼き芋を、それから大鍋を楽しみました。
30家族の方が参加されました。参加者はスタッフを含めて103名、久々の100名越えでした。
9,10,11月と3か月連続で100名近い参加者です。

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今回のパスポートスタンプは焼き芋でした。

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この日は関西文化の日協賛の「秋のコウノトリ感謝祭」も朝から同時並行で行われ、コウノトリの郷直売所のお餅つきや、コーちゃん・オーちゃんの出勤で、駐車場周辺も賑やかでした。

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ホワイトストークコンサート2018開催案内

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年末恒例、コウノトリ文化館のクリスマスコンサートを開催します。地元で活躍中の音楽グループによる演奏や歌を、みなさんとご一緒に楽しみましょう。入場無料です。ささやかなクリスマスプレゼントを用意してお待ちしております。

日時:2018年12月23日(日)17:30〜19:00
場所:豊岡市立コウノトリ文化館多目的ホール
入場無料

出演グループ(出演順)
▼豊岡マンドリン・ギターアンサンブル
▼但馬ブルーグラス会
▼ザ・ストロベリー・フィールズ

チラシPDFはこちらからダウンロードできます


企画展示「自然に魅せられて」

但馬ネイチャーフォトクラブの写真作品展です。コウノトリがテーマになっています。

会期:2018年11月15日(木)~12月14日(金)

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但馬まるごと感動市出展(実施報告)

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11月10・11日に行われた但馬まるごと感動市に出展してきました。
壁面には、田んぼの学校での生きもの調査の様子を掲示しています。
クラフトは、マツボックリのツリー作りが大盛況。順番待ちができるほどでした。
皆さん、オリジナルの素敵なツリーができました。
コウノトリ文化館では、これから冬にかけてクラフトなど室内活動が増えてきますが、グリーンシーズンには生きもの観察をしています。様々な体験活動を行っていますので、HP、FBをチェックして、コウノトリ文化館に来てくださいね。

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コウノトリ市民研究所20周年記念事業(実施報告)

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日時:2018年11月10日(土)13時~15時30分
場所:豊岡市民プラザ(アイティ7F)

豊岡市立コウノトリ文化館の指定管理者であるNPO法人コウノトリ市民研究所は、1998年に任意団体として発足し、法人化を経て今年で設立20周年を迎えることになりました。豊岡市、国土交通省、環境省などが実施したラムサール条約湿地拡張記念イベントの午後の部に、コウノトリ市民研究所20周年記念事業を組み込んでもらいました。

記念講演に先立ち、代表理事の上田尚志よりコウノトリ市民研究所の20年の歩みについて説明がありました。

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記念講演をお願いしたのは、自然界の報道写真家・宮崎学氏。コウノトリ市民研究所の設立10周年の記念講演にも来て頂きました。今回で2回目の講演となります。講演タイトルは「イマドキの野生動物~写真と一緒に考える環境問題~」

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質疑応答を含め90分間の講演、イマドキの野生動物がいかに私たち人間社会と深く関わっているのか、その野生のしたたかな暮らしぶりに、多くの聴衆が新鮮な関心を向けることになったでしょう。宮崎さんのメッセージを通して、身近な自然環境問題を一緒に考えるきっかになればと思います。

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講演後、宮崎学氏の著書販売、サイン会が行われました。

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展示ブースではヤイロチョウのパネル写真、ペーパークラフトを展示しました。


秋の鶴見茶屋2018(実施報告)

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日時:2018年11月3日(土)10:00~15:00
場所:文化館和室およびその周辺
参加人数:120名

 春の鶴見茶屋は県立豊岡高校茶道部の実施でしたが、今回の秋の鶴見茶屋は県立豊岡総合高校茶道部の実施で行いました。秋晴れの晴天に恵まれ、10時の給餌を目当てに集まってくる野外コウノトリが上空を飛び交う中、次々とお客様がやって来られました。

1年生の部員が中心とのことで、まだ未熟なところがあってと顧問の先生。こういった経験の場を重ねて、スキルアップしてくれることでしょう、すっかりおなじみとなった一柳堂謹製「コウノトリ文化館饅頭」も好評でした。

お茶会が終了してすぐ、同じく豊岡総合高校のALTステイシー・タムラさんのピアノ演奏を、多目的ホールで楽しみました。茶道部の皆さんも一緒に、ステイシーさんの弾くやわらかな音色に耳を傾けました。

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コウノトリ自然観察会11月度(実施報告)

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テーマ:コウノトリと秋の渡り鳥
日時:2018年11月11日(日)13:00〜15:45
天気:晴れ
参加者:3名
スタッフ:高橋

この週末、各地でたくさんのイベントが開催されており、当観察会への参加者も少なかったです。前日にラムサール条約湿地「円山川下流域・周辺水田」拡張記念イベントがあったばかりで、今日はその拡張エリアを巡回することにしました。

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赤石地区からスタートし、堤防沿いを南下。下鶴井の電柱に4羽のコウノトリが飛来し、足環のチェックで赤石巣塔の親子であることがわかりました。写真は赤石ペア、少し離れた電柱に今年生まれの幼鳥が2羽いました。

堤外のヨシ原からはオオジュリンの声がしきりに聞こえます。ベニマシコの声も時々聞こえてきます。ノスリが時々姿を出します。川面にはカンムリカイツブリが浮かんでいました。

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立野右岸堤防から左岸沿いに集まっているカモを識別します。ほとんがマガモでしたが、ヒドリガモ、オナガガモも確認しました。ここから右岸堤外の灌木が皆伐された件、残されたエリアの伐採のやり方を再考する旨申し入れたことなどを説明しました。ラムサール条約湿地拡張エリアに組み込まれたばかりなのに、生物多様性に対する配慮が欠けていると思いました。

特別保護区の百合地から伊豆を経由して、最後に加陽湿地を観察して終了。水量が落ちて加陽湿地のワンド内にはカモの姿がほとんどありませんでした。湿土のエリアが広がれば、タゲリなど、別の野鳥がよく利用するようになるでしょう。

参加人数は少なかったですが、秋の好天に恵まれ、拡張されたムサール条約湿地をじっくり巡るよい観察会となりました。

【本日確認した野鳥】
コウノトリ、オオジュリン、ホオジロ、ノスリ、モズ、カワラヒワ、ハシボソガラス、コガモ、カルガモ、カワウ、カンムリカイツブリ、アオサギ、オオバン、マガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、ベニマシコ、ダイサギ、セグロセキレイ、ヒバリ、トビ、ハシブトガラス、ミヤマガラス、カワセミ、キジ、ハイタカ(26種)
      


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