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田んぼの学校2020-11月度(実施報告)

2020年11月15日(日)9:30〜12:00

天気:晴れ
テーマ:里山探検
参加者:82名(28家族)+スタッフ7名

今回は特に目的もなく里山を探検した。どんな出会いがあるか。


ガマズミの真っ赤な実を見て、クリのイガを見て、山裾でアベマキのドングリを探す。
山道に差しかかるとシマヘビの幼蛇に出会う。
大きなホオノキの葉っぱを拾い、アベマキとコナラの落ち葉を踏みしめて山頂東屋へ。

祥雲寺の田んぼとコウノトリの郷公園を展望しているとコウノトリが飛んだ。

文化館に帰ると出発前に仕込んだ焼き芋ができていた。

アゴのつみれ汁もとてもおいしかった。


今回のスタンプは足跡

 


コウノトリ自然観察会11月度(実施報告)

テーマ:コウノトリと秋の渡り鳥
日時:2020年11月8日(日)13:00〜15:30
天気:晴れ
参加者:4名(2組)
案内人:高橋

参加者は4名と少なかったですが、野外で暮らすコウノトリの様子をポイントごとに観察でき、秋の渡り鳥の一部も観察することができました。

野上地区の水田では冬期湛水が一部始まっており、赤石巣塔のコウノトリペアが揃って行動していました。

木内地区の電柱に止まるJ0156をチェック。



今回最後の観察ポイントは出石川の加陽湿地。ここに長逗留中のオオヒシクイを観察。その前をハシビロガモが横切って行きました。堤内では遠くのコウノトリを望遠鏡で観察しました。


GoTo地域共通クーポン利用できます

国のGoTotトラベルキャンペーンを使った旅行先で配布される地域共通クーポンが、コウノトリの郷公園駐車場にある以下2店舗で利用可能です。コウノトリのお土産購入に、ぜひご利用下さい。

(1)コウノトリ本舗

(2)コウノトリの郷直売所

 


植物観察会10月度(実施報告)

 

テーマ:秋の植物~ミズオオバコ、スブタなど~
日時:2020年10月25日(日)13:00〜15:00
天気:曇り
参加者:7名
スタッフ:菅村

今日は、初めてコウノトリの郷公園を離れて植物観察会を行いました。場所は出石川に隣接する加陽湿地です。
湿地の管理をされている方も参加されて、気兼ねなく観察することができました。


黄色い花が3種類出てきました。ブタナ、コウゾリナ、アキノノゲシと全てキク科です。


ミゾソバ、イヌタデが出てきました。ウシハコベもありました。


ヤマノイモのムカゴがたくさんありました。お土産に少しいただきました。


カラシナがもう咲いていました。試食用に葉を少しいただきました。

観察した植物
ブタナ、コウゾリナ、アキノノゲシ、マルバマンネングサ、クサギ、アカメガシワ、オトコエシ、キンミズヒキ、ウシハコベ、ハナウド、ヒロハフウリンホオズキ、シロザ、アリタソウ、ハナイバナ、ヒヨドリバナ、フジバカマ、イヌタデ、ボントクタデ、ヤナギタデ、カヤツリグサ、タコノアシ、ヒメガマ、ジュズダマ、マコモ、ヨシ、オギ、ヨメナ、イナカギク、オオユウガギク、カナムグラ、コメナモミ、イヌホオズキ、ニガカシュウ、ヤマノイモ、ツリフネソウ、マルバハッカ、ハッカ、シロネ、カラシナ、ヒヨドリジョウゴ、ヤマハゼ、ヤブヘビイチゴ

 


田んぼの学校2020-10月度(実施報告)

2020年10月18日(日)9:30〜12:00

天気:晴れ
テーマ:アカトンボ探し
参加者:70名(22家族)+スタッフ6名

 


本日は田んぼの学校10月度の開催日です。たくさんの親子が集まって、園内でトンボ、バッタ、カマキリなどを捕まえて調べます。


出発時点では気温が低く、トンボの姿がありません。それでも子どもたちはカマキリやバッタを追いかけて楽しそうです。


途中で小さな蛇を見つけた子がいました。


やがて青空が見え気温が上がってきました。アカトンボがぽつぽつと飛び始めます。

観察できた生き物のまとめ
トンボは3種。アキアカネ、ナツアカネ、アオイトトンボ。バッタなどの仲間はトノサマバッタ、クルマバッタ、クルマバッタモドキ、マダラバッタ、トゲヒシバッタ、ショウリョウバッタ、コバネイナゴ、クサキリ、クビキリギス、ウスイロササキリ。エンマコオロギ、カマキリ、ハラビロカマキリ。

 


お鍋はけんちん汁風


今回のスタンプはカキ

 


公開ケージの給餌方法変更のお知らせ

かねてからの懸案事項であった、西公開ケージ内の飼育コウノトリへの給餌方法が変更されます。
コウノトリ文化館の多目的ホールおよび観察デッキから、ケージ内のコウノトリの行動を観察して頂けるよう配慮されたコウノトリの「生態展示」ゾーンですが、オープンケージのため、外部からの野外コウノトリの侵入と給餌への依存が問題視されてきました。

県立コウノトリの郷公園では、2020日10日14日より、以下のとおり給餌方法の変更を決定いたしましたのでお知らせします。

http://www.stork.u-hyogo.ac.jp/posts_announce/12441.html

これにより、従来のように、開園時間内の給餌時間帯に野外コウノトリが多数飛来するという光景が、今後解消される可能性があります。引き続き実施される、ケージ内の飼育コウノトリの行動や、祥雲寺地区で行動する野外コウノトリを観察して頂きますよう、ご案内いたします。

コウノトリ文化館実施している毎正時と30分の、1時間に2回のコウノトリの定時解説は、これまでどおり実施していますので、どうぞご利用下さい。

 


植物観察会9月度(実施報告)

 

テーマ:秋の植物~ミズオオバコ、スブタなど~
日時:2020年9月27日(日)9:30〜12:00
天気:曇り時々雨
参加者:6名
スタッフ:菅村

今日の植物観察会は、ゲリラ的にいきなり降り出す雨の中、傘を広げたり閉じたりしながらのんびりと駐車場を中心に観察しました。

ツユクサは、花弁の様子、雄しべ雌しべのの様子を詳しく見ていただきました。雄しべは6本あって、形は3種類あります。主に花粉を作る0型雄しべ、主に昆虫を誘うY型雄しべ、X型(私はπ型の方が似ていると思います。)の形と機能の違いをお話ししました。

ハイブリッドタンポポのでき方などのお話をしました。

写真のコブシには、実にたくさんの果実が付いていました。

観察した植物
ヨモギ、ヤブツルアズキ、ツユクサ、チカラシバ、スズメノヒエ、キンエノコロ、アキノエノコログサ、メヒシバ、コメヒシバ、コニシキソウ、オオニシキソウ、ブタナ、ハイブリッドタンポポ、ヒメムカシヨモギ、ヤブガラシ、ワラビ、コブシ、コナラ、アメリカネナシカズラ、オオオナモミ、オオブタクサ、ヒナタイノコヅチ、エノキグサ、ヒメクグ、クグガヤツリ、ヒメシロアサザ、タコノアシ、ミズトラノオ、レモンエゴマ、イボクサ、ヒメジソ、ヤハズソウ、キクモ、メドハギ、クサマオ、ダンドボロギク、コミカンソウ

菅村が6名のお客様をご案内しました。


田んぼの学校2020-9月度(実施報告)

2020年9月20日(日)9:30〜11:30

天気:晴れ
テーマ:バッタ、イナゴ探し
参加者:121名(39家族)+スタッフ6名

今日は田んぼの学校9月。連休の日曜日で、コロナ前を思い出すような人出で、朝から活気があふれています!!


虫取り網と虫かごを持って出発。缶バッジも網とかご!


虫が少なくて心配しましたが、子どもたちは元気に遊んでいました。クルマバッタ、クルマバッタモドキ、トノサマバッタ、マダラバッタ、ショウリョウバッタ,コバネイナゴ、カマキリなどが採集できました。ハンミョウも少し見ることができました。


お鍋はシカ肉


今回のスタンプはバッタ。

 


新サイトの運用開始について

9月8日(火)より、豊岡市立コウノトリ文化館は新しいドメインでのSSL認証サイトに切り替えを行いました。これに伴い、新しいURLでのブックマークに更新して頂きますよう、お願い致します。

新サイトURL
https://kounotoribunkakan.com

旧サイトURL
http://kounotori.org/bunkakan/

また代表メールアドレスも変更となりますので、よろしくお願い致します。

新代表メールアドレス
info@kounotoribunkakan.com

旧代表メールアドレス
bunkakan@kounotori.org

 


植物観察会8月度(実施報告)

テーマ:夏の植物~ミズアオイ、ヒメムカシヨモギなど~
日時:2020年8月23日(日)9:30〜12:00
天気:晴
参加者:10名
スタッフ:菅村、村田

10名のお客様を2名のスタッフでご案内しました。

樹木の復習です。昔はニレ科だった3種の木が並んで植えてあります。エノキとムクノキはアサ科になりました。ニレ科に残ったのはケヤキだけです。かつてはムクノキの葉がサンドペーパーの代わりに使われたことを触って実感していただきました。エノキはオオムラサキやゴマダラチョウの食草です。最近、近畿にもアカボシゴマダラという特定外来生物である蝶が見られるようになってきているというお話もしました。

県立大学の授業で伐採された樹木を見ました。細い木には萌芽更新が起きていましたが、太い木には枝が出てきていませんでした。枯死するのでしょう。裸地にはダンドボロギクが生えてきていました。こんな場所がダンドボロギクの本来の生育地であり、数年で姿を消すのが普通だが、近年はシカの食害で各地に繁茂し、消えることがないこと、白い綿毛が飛んで行って洗濯物について嫌われることなどをお話ししました。

ネムノキ、タラを見ました。果実が付いていて、豆の仲間であることが一目でわかること、タラはこの花の少ない時期には虫たちのよい蜜源になっているというお話をしました。

朝から暑い中、日陰で休みながら、クロモジの芳香に癒されながら目的地に着きました。
そこにはミズオオバコがたくさん咲いていました。純白の花がほとんどですがピンクも含まれていました。

ヒメムカシヨモギとオオアレチノギクを比較して、ヒメムカシヨモギの花には短いけれども白い花弁があることを見ていただきました。

今日観察した植物
エノキ、エゾエノキ、ムクノキ、ダンドボロギク、ホタルイ、ネムノキ、タラ、キツネノマゴ、クロモジ、ヘクソカズラ、ヤマハゼ、ヒメキンミズヒキ、コケオトギリ、ハシカグサ、ミズオオバコ、ヒメムカシヨモギ、オオアレチノギク、ヤマノイモ、ニガナ、カタバミ、ヒメクグ、メドハギ、ヤハズソウ、スブタ、ヤナギスブタ


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