▼Blog 一覧

コウノトリ自然観察会1月度(実施報告)

テーマ:コウノトリと郷公園内の鳥
日時:2021年1月10日(日)13:00〜14:45
天気:晴れ
参加者:3名(1組)
案内人:高橋、山下

一組の親子の参加で1月度のコウノトリ自然観察会を実施しました。学習室で冬の里で見られる野鳥の予習をしたしたあと、徒歩でコウノトリの郷公園を東公開エリアまで往復。氷点下に冷え込んだ後の積雪で、舗道はよく滑りました。

東ビオトープでは2羽の野外コウノトリを観察。足環から21番、111番と識別。真っ白な雪景色の中のコウノトリはひときわ美しく見えます。

ドーム型ケージの飼育個体を観察し、池のアオサギをスコープで観察してから引き返します。雪の上に残されたコウノトリの足跡の大きさもチェックしました。

ジョウビタキのオスが近くで愛想を振りまいてくれます。

今回のハイライトは、カワセミの採食シーンをじっくり観察できたこと。鎌谷川を上流に飛んだカワセミが、大きな獲物(たぶんオイカワ)を捕まえました。サクラバハンノキに止まり、枝に何度も魚を叩きつけて弱らせたあと、頭から飲み込んでいきました。その一部始終をスコープ越しに観察することができました。

カワセミを見ていると、近くにルリビタキの若オスが出てきました。可愛らしい姿を見ることができました。
雪晴れのよいコンディションの中、コウノトリの郷公園内で充実した自然観察会となりました。

【本日観察した野鳥】
ヒヨドリ、ハシブトガラス、セグロセキレイ、ハクセキレイ、コウノトリ、トビ、アオサギ、ツグミ、ホオジロ、ジョウビタキ、モズ、カワセミ、ルリビタキ、カワラヒワ

 


植物観察会1月度は開催中止します

1月24日(日)に予定していました植物観察会1月度は、新型コロナ感染防止と積雪予測の理由により、開催を中止致します。


植物観察会12月度(実施報告)

 

テーマ:冬の植物~冬芽の観察~
日時:2020年12月27日(日)13:00〜15:00
天気:曇り
参加者:6名
スタッフ:菅村・村田・西垣

2020年最後のイベントは植物観察会でした。
たくさんの雪が残っていたので前日に集めておいた冬芽の観察を室内で行いました。長靴で完全防備の参加者も居られたので最後に館の周りを一回りしました。


アジサイの枝で、頂芽、側芽、葉痕、維管束痕、裸芽、鱗芽、髄などの観察に必要な言葉を学習しました。
次に特徴的なアジサイ、クロモジ、ヤマボウシを観察しました。少し慣れたところで、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、オオヤマザクラ、カスミザクラの桜4種を見分けました。お配りした図鑑には、ソメイヨシノが載っていなくて、ヤマザクラ、オオヤマザクラ、カスミザクラ、エドヒガンが載っています。ヤマザクラの芽鱗の先がほとんど離れていなくて苦労されていました。

観察した冬芽
アジサイ、クロモジ、ヤマボウシ、ガマズミ、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、オオヤマザクラ、カスミザクラ、コナラ、アベマキ、クリ、コブシ、サクラバハンノキ、エノキ、エゾエノキ、イロハモミジ、ノムラカエデ、イヌシデ、キリ、メギ

参加者
スタッフ3名、お客様6名

 


植物観察会11月度(実施報告)

 

テーマ:秋の植物~身近なシダ植物~
日時:2020年11月22(日)13:00〜15:00
天気:曇り
参加者:7名
スタッフ:菅村、稲葉

植物観察会
シダの観察会をしました。

まずは、学習室でシダに関わる用語のお勉強です。鱗片、羽片、小羽片、包膜、胞子嚢群、・・・・・。


外に出て、かやぶき屋根の前で、3~4回羽状に切れ込むシダの観察をしました。イワヒメワラビとワラビです。3~4回の意味、葉柄、胞子嚢の様子、毛の生え方など用語の意味を復習しました。


コウノトリの巣台の後ろでは、最下羽片の下向き第一小羽片の違いを見ました。いわれる「ハの字」と呼ばれる部分です。ここではトウゴクシダとヤマイタチシダを比べました。


遊歩道に入って、シシガシラとコバノイシカグマを加えて、ここまでに見た6種類を何度も観察しました。


東屋の横のガマズミの多い植栽コーナーに移動しました。ここの山際がシダの最も多い場所です。ホシダ、タチシノブ、カニクサ、オクマワラビ、ゲジゲジシダ、イノデ、ヤブソテツなどを観察しました。


植栽コーナーを抜けた平地と斜面でようやくベニシダが見つかりました。これで「ハの字」の大中小がそろいました。平地にはクラマゴケもありました。
帰ってから学習室で復習をしました。

今日、観察したシダ
イワヒメワラビ、ワラビ、コバノイシカグマ、ゼンマイ、ヤマイタチシダ、トウゴクシダ、ベニシダ、シシガシラ、ホラシノブ、タチシノブ、ヤワラシダ、カニクサ、ホシダ、イノデ、ヤブソテツ、オクマワラビ、ゲジゲジシダ、クラマゴケ、ウラジロ、イノモトソウ、オオバノイノモトソウ

スタッフ2名で7名のお客さまをご案内しました。

 


空調設備更新工事に伴う館内利用制限について

以下の日程で、豊岡市立コウノトリ文化館の空調設備更新工事を行います。工事期間中、一般来館者は上記平面図に示された青いエリアのみの利用に制限されます。ご迷惑、ご不便をお掛け致します。

利用制限期間 2021年1月13日(水)~2月20日(土)
利用可能エリア A1:展示コーナーA2:男性トイレ・女性トイレ(多目的トイレ含む)A3:多目的ホールおよびA1~A3を結ぶ動線
臨時出入口 E1:女性トイレ横の非常口E2:シアタールーム横の非常口E3:観察デッキのガラス戸

注1:展示品の一部は多目的ホールに移設して見学可能です
注2:シアタールームのビデオコンテンツをホールで上映します
注3:バリケードで仕切られた工事エリア内の立入りは出来ません
注4:工事中は騒音や粉塵などでご迷惑がかかる可能性があります
注5:屋外敷地内の工事車両の通行にご注意下さい

本件に関するお問い合わせは、以下にお願い致します。
豊岡市立コウノトリ文化館
電 話:0796-23-7750
FAX:0796-23-8005
メール:info@kounotoribunkakan.com


ホワイトストークコンサート2020

日 時:2020年12月20日(日)17:30〜19:15
参加者:50名+演奏者+文化館スタッフ
出演グループ(演奏順):
 近大附属豊岡高校筝曲部
 但馬ブルーグラス会
 ザ・ストロベリー・フィールズ

年末恒例のクリスマスコンサート、昨年はホールのキャパ目一杯の120名の観客の皆様と楽しんだステージ。今年はコロナ感染症予防対策として、半分の人数で行うことで計画しました。参加は先着50名限定とし、事前に入場整理券をお渡ししました。マスク着用、大声禁止、ステージ替え時の扉開放換気など、感染予防策をとっての開催でした。

今年はコロナ禍で多くのイベントが中止となりましたが、最後のこのコンサートはなんとか開催ができて良かったです。3組の地元ミュージシャンのステージ、琴、ブルーグラス、ビートルズと、バラエティに富んだ音楽を皆さんと一緒に楽しむことができました。

最初のステージは近大附属豊岡高校筝曲部7名の生徒による、琴のアンサンブル演奏。春と秋に行う高校生によるお茶会「鶴見茶屋」の時に、中学部の琴部の皆さんに演奏に来てもらっていましたが、今年はその行事も中止となりました。今回は高校生の琴演奏を披露してもらいました。どの曲も素晴らしいアンサンブルで、私たち日本人の心に染み入る音色を楽しませてもらいました。

1.「波の戯れ」
2.「夜空ノムコウ」
3.「JUPITER」
4.「クリスマスメドレー」
5.「明日があるさ」

コウノトリ文化館の稲葉副館長の所属する但馬ブルーグラス会。今年も5人のメンバーの楽しい演奏を聞かせてもらいました。このステージが始まる前、会場の皆さんにエッグシェイカーを2個ずつお配りしました。大声禁止のルールを設定した代わりに、皆さんにこれでグルーブしてもらおうという作戦です。ノリのいい曲では、会場全体からシャカシャカとリズムが鳴り、ステージ演奏と一体となって音楽を楽しむことができました。

1.「What a friend we have in Jesus」 (讃美歌312番「いつくしみ深き」)
2.「My Grandfathers Clock」 (おじいさんの古時計)
3.「Blue Ridge Cabin in Home」 (ブルーグラスの定番曲)
4.「モスラ」 (古関裕而 作曲)
5.「When You Kneel At Mothers Grave」 (母のお墓)
6.「Take me home Country roads」 (ふるさとに帰りたい)

今年のトリもやっぱりザ・ストロベリー・フィールズ。リーダーの「老後の楽しみでやってます」のMCで和んだあと、緩急織り交ぜた選曲で会場を盛り上げてくれました。ここでもエッグシェイカーの会場パーカッションがステージと一体化して、ビートルズのお馴染みのナンバーを楽しみました。
“While my guitar gently weeps”はジョージの渾身の名曲です。この演奏会では初披露。(元コウノトリの郷公園総務課長の)飯田さんの泣きのリードギターが素晴らしかったです。
最後はお決まり、ジョンの”Happy Xmas”。鈴やエッグシェイカーの会場の音と一体となってステージを終えました。

1.「きよしこの夜」~ISaw Her Standing There
2.「All My Loving
3.「Norwegian Wood
4.「Ticket To Ride
5.In My Life
6.「Lady Madonna
7.「Let It Be
8.While My Guitar Gently Weeps
9.Happy Xmas」War is over)

来年のステージは、いつも通りの、会場一杯の皆さんと一緒に楽しむことができればと、心より願うばかりです。参加ミュージシャンの皆様、ご参加いただいた会場の皆様、ありがとうございました。人数制限で来られなかった方々には申し訳ございませんでした。


田んぼの学校2020-12月度(実施報告)

2020年12月20日(日)9:30〜12:00

天気:雪
テーマ:リース作り
参加者:40名(13家族)+スタッフ2名

12月の田んぼの学校は毎年リースを作っていますが、今年はコロナ禍で三密を避けるために材料の配布のみにしました。
朝から雪が降る中、リピーターの方だけでなく初めての方も来てくださいました。
今日は皆さんご家庭でゆったりリース作りを楽しんでください。


スタンプはサンタクロース。
ソリを曳いているのは、!?シカとイノシシ!!


雪遊びをして帰られる参加者の方に来月予定しているスノーシューのモニターになっていただきました。
大きな雪だるまを作ってくれました。

13家族40名 スタッフ2名

 

 


田んぼの学校12月度お知らせ


「リース作り」
毎年多くの方が来て下さるリース作りは室内で行っています。コロナ禍の密を避けるために、今回は文化館内でリース作りは行いません。
お天気にもよりますが園内を少し散策した後、スタッフが集めてきた材料を持ち帰っていただきます。
今年は自宅で素敵なリースを作ってくださいね。
お鍋もありません。


コウノトリ自然観察会12月度(実施報告)

テーマ:コウノトリと冬の猛禽類
日時:2020年12月13日(日)13:00〜15:30
天気:曇り
参加者:4名
案内人:橋本

参加者4名と豊岡市内を回り、野外で暮らすコウノトリや猛禽類を観察しました。
まず、郷公園内西公開ケージ奥のビオトープに採餌に来ていた野生コウノトリ、J0299を観察しました。ちょうどタイミングよく飛来していたこの個体は、福井県越前市で今年生まれのオスで、市民研究所が管理しているビオトープで多くのお客さんがすぐ近くで見守る中、一生懸命餌を探していました。ビオトープが餌場として機能していることはうれしいことです。
 
その後、赤石地区、百合地地区、加陽湿地と巡回し、少し距離はありましたが、野生コウノトリや本日のテーマである猛禽類についてはチョウゲンボウ、ノスリ、トビを観察することができました。
なんとか雨雪にもならずに、有意義な観察会をすることができました。


ホワイトストークコンサート開催のお知らせ

日時:2020年12月20日(日)17:30〜19:00
場所:豊岡市立コウノトリ文化館多目的ホール
入場無料。ただし事前に文化館窓口で配布する入場整理券が必要です。先着50名様限り。

出演:
▼近大附属豊岡高校筝曲部
▼但馬ブルーグラス会
▼ザ・ストロベリー・フィールズ

コロナ感染症拡大の動向により、コンサートを中止する場合があります。
観客の皆様には、コロナ対策として以下のことをお願い致します。
(1)マスクの着用
(2)入場時の検温と手指消毒
(3)会場内での大声の禁止
(4)演目終了ごとに扉を開放して換気を行います。各自防寒対策をお願いします。


1 12 13 14 15 16 17 18 46