キノコ・粘菌観察会2021年11月度(実施報告)
日時:2021年11月7日(日)13:00~15:00
天気:晴れ
参加者:15名(大人9名+子供6名)4家族+1名
スタッフ:稲葉
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日時:2021年10月24日(日)13:00~15:00
天気:曇り
参加者:4名
スタッフ:菅村
日時:2021年10月10日(日)13:00〜14:20
天気:晴れ
参加者:4名(2組)
案内人:高橋
今回は、たまたまコウノトリの郷公園が同日開催している「約束のケージ」特別公開のイベントに参加者をお連れしました。5名分をあらかじめ参加予約してお客様を待ちましたが、13時開催の間際になってようやく4名様の参加申し込みがあり、イベント成立となりました。
野上のコウノトリ保護増殖センターで他の参加者と合流し、20数名の皆さんでセンター内をガイドして頂きました。改修工事が終わり、「約束のケージ」で飼育が再開されたニュースが流れた影響もあり、午前午後の30名枠がほぼ埋まるほどの盛況でした。
今回、たまたま文化館にお越しのお客様が飛び入りで参加され、とてもよい機会にめぐり合えたと喜んでおられました。ご参加、ありがとうございました。
日時:2021年7月11日(日)9:30〜11:30
天気:曇り
参加者:2名(1組)
案内人:高橋
当日受付で1組の親子の参加申込みがあり、高橋がご案内しました。9時半のコウノトリ解説を聞いてもらったあと、山頂東屋に上って祥雲寺巣塔の営巣状況を観察。ヒナが座ったり立ったりする仕草、排せつ行動などを観察しながら生態について説明しました。
園外に出て、いくつかの繁殖巣塔周辺の観察ツアーに移ります。最初は庄境巣塔。メスのJ0055が事故死して、J0059が繁殖ペアのメスとして入れ替わって最初の繁殖中。3羽のヒナが確認されていましたが、直近では1羽の頭しか見えなくなった様子。今回も1羽のヒナしか見えませんでした。
赤石巣塔ではすでに3羽が巣立っており、下鶴井の農地で親子5羽が飛び立ち電柱に止まるところまで観察できました。目の前で飛び立つコウノトリに参加者は大興奮されていました。
最後は野上のコウノトリ保護増殖センター駐車場。タイミングよく、今朝8時12分に巣立ったばかりの幼鳥1羽を目の前で観察できました。残る1羽もすぐに巣立つことでしょう。保護増殖センターの歴史や、コウノトリ野生復帰の取り組みについて説明し、ここで案内を終了としました。
日時:2021年7月4日(日)9:30~12:00
天気:曇り一時雨
参加者:4名
スタッフ:稲葉(サポートスタッフ2名)
毎年1,2回キノコ観察会をしていますが、今年はキノコ・粘菌観察会として初めての実施となりました。遠く静岡県や大阪府からの参加もありました。生きものについて詳しい大人ばかりの、いつもとは少し雰囲気の違う観察会でした。
雨が降りそうで降らないとても蒸し暑い状況でしたが、観察広場奥の自然観察路周辺ではキノコや粘菌がたくさん出ていました。宝石のような美しいキノコや粘菌はあまり見ることはできませんでしたが、コモチクダホコリがにぎやかに発生しているのを見ることが出来たのは良かったと思います。1時間半ほど野外観察をしてから学習室に戻り、机にキノコを並べて観察しました。粘菌は実体顕微鏡や生物顕微鏡で検鏡して、キンチャケホコリを確認しました。オリーブサカヅキタケやキミミズフクロホコリ?も初めてみることが出来ました。
観察した種
【キノコ類】
アカヤマタケ、トガリベニヤマタケ、ツルタケ、オオツルタケ?、ヒメコガサ、オリーブサカヅキタケ、アイタケ、ベニタケの仲間複数種、その他ハラタケ目の仲間複数種、ツノフノリタケ、ツノマタタケ、ツヤウチワタケ、アミスギタケ、ヒイロタケ、スエヒロタケ、その他サルノコシカケの仲間複数種、アラゲキクラゲ、ハナビラダクリオキン、マメザヤタケ、パイプタケ
【粘菌】
キンチャケホコリ、コモチクダホコリ、キミミズフクロホコリ?、エダナシツノホコリ、ムラサキホコリの仲間複数種
日時:2021年6月27日(日)13:00~15:00
天気:曇り
参加者:5名
スタッフ:菅村
春からまだ咲き残っている花と初夏の花の観察を行いました。
7月と8月は熱中症対策のため中止です。
日時:2021年4月11日(日)13:00〜15:15
天気:晴れ
参加者:2名(1組)
案内人:高橋、西川
2021年度の最初の観察会となった今回、「コウノトリ自然観察会」からストレートに「コウノトリを見に行こう」とイベント名を改称してスタートを切りました。朝の気温は1℃と冷え込み、遅霜もおりる冷え込み。快晴の好天での実施となりましたが、午後からも気温は低め。1組のご夫婦をご案内しました。
最初の観察ポイントは庄境巣塔。三江小学校グランドにご案内。観察中、抱卵のメスが立ち上がって転卵行動を見せました。
2ヶ所目は百合地巣塔。ここでも抱卵が続いています。
3ヶ所目は河谷巣塔。ここのペアは巣材を多く持ち込まないのが主義のよう。薄い巣で抱卵が続いています。
続いて神美地区の森尾巣塔。美しい里山に囲まれた巣。若いペアが4月に入ってから2年目の抱卵に入っています。
北に移動して赤石巣塔を堤防の上から観察します。今シーズンは一番早くにヒナが誕生しており、3羽のヒナの頭を確認することができました。
最後に野上巣塔。コウノトリ保護増殖センターの駐車場から、コウノトリ野生復帰への歴史をお話ししながら観察し、ここで現地解散としました。
来月の5月度観察会では、今回巡回した巣塔の多くでヒナが観察されることでしょう。ぜひ、ご参加ください。
テーマ:植物観察会
日時:2021年3月28日(日)13:00〜15:00
天気:曇り
参加者:5名
スタッフ:菅村・山下
少し雨の残る中、スタッフ2名で5名のお客様をご案内しました。
春にはたくさんのタネツケバナの仲間が出てきます。よく似た種類が多くて見分けるのに苦労しますが、2種類にしぼって観察しました。
タネツケバナとミチタネツケバナです。
タネツケバナは在来種です。湿った場所に生えます。田んぼの中はタネツケバナです。植物体に毛があります。花の時期には根生葉はありません。一方、ミチタネツケバナは外来種です。乾燥した場所に生えます。芝生の中はミチタネツケバナです。植物体に毛はありません。花の時期に根生葉があります。
いくつか見ると違いが分かってきます。花の大きさや果実の出方も違います。両方とも生えている場所もあります。みなさん、区別ができるようになりました。