▼活動レポート 一覧

植物観察会2022年2月度(実施報告)

日時:2022年2月27日(日)13:00~14:00
天気:曇り
参加者:2名
スタッフ:菅村

植物観察会 春を待つ植物たち「ロゼットの観察」


コウノトリの郷公園は、例年にない大雪で一面が真っ白でした。
日曜日に向けて木曜日から雪かきをしてお客様をお待ちました。


常連のお客様お二人とゆっくりと観察することができました。
最初は「小さくて分からないなあ。」と言われていましたが、終わる頃には8種類ほどの見分けができるようになられました。


観察した植物
ネジバナ、スズメノヤリ、ニワゼキショウの仲間、スズメノカタビラ、ニガナ、タネツケバナの仲間、ハハコグサ、チチコグサ、シロツメクサ、コメツブツメクサ、オオイヌノフグリ、タチイヌノフグリ、オランダミミナグサ、ブタナ、ハルジオン、ゲンノショウコ、タンポポの仲間

 

 


冬の里山で遊ぼう2022年2月度(実施報告)

第1日曜行事「冬の里山で遊ぼう」
日時:2022年2月6日(日)13:00~15:00
天気:曇り
参加者:8名(大人3名+子供5名)3家族
スタッフ:村田・稲葉
 


2月6日(日)、前日からの雪で郷公園の中にもかなりの雪、辺り一面真っ白です。


にぎやかな小鳥の声がします。この冬、最後まで残っていたわずかな柿の実にヒヨドリがやってきていました。
今日で柿の実はなくなることでしょう。



雪が深い所へはスノーシューを履いていきます。
子供達はすぐに馴れて、斜面も駆け回っていました。


東屋の側で拾ったのは、キリの実。柱にはテンの爪跡もついていました。


次はビオトープ奥の広場へ足跡を探しながら向かいます。
スノーシューを履いているので積もった雪でも沈まず歩けます。
なかなか足跡は見つかりません。
この雪で動物達も今日はあまり動いてないのかもしれません。

広場に着いたので雪だるま作り。家族ごとに雪だるまを作ってもらいました。
大きな手をした雪だるま、お休み中の雪だるま、今年の干支のトラ。
ちょっとした撮影スポットになりそうです。
コウノトリを見た後に写真を撮りに行っても、雪だるまを追加して作っても楽しそうです。

 


どこにあるかは、私達が歩いた跡を辿ってみてください。


 
 
 
 
 
 
 

植物観察会2022年1月度(実施報告)

日時:2022年1月23日(日)13:00~14:00
天気:曇り
参加者:3名
スタッフ:菅村

1月23日 植物観察会 常緑樹を観察しよう

当日申し込みで1家族が参加されました。

お子さんが小学1年生と保育園児ということなので、常緑樹を目の前にして、写真一覧から同じものを探すという活動にしました。


子どもさんたちが、集中できる時間を考えて30分で文化館に帰ってきました。
観察した植物は、ナンテン、ツバキ、カクレミノ、ソヨゴ、シラカシ、スギ、アセビ、アカマツ、ヒノキ、クスノキでした。小学1年生のお兄ちゃんは、なんと全問正解でした。素晴らしいです。

文化館に帰ってからは、展示している「冬芽」コーナーで「冬芽クイズ」をしてもらいました。
二人とも無事に合格して、景品のスダジイとアベマキの果実を持って帰ってもらいました。
合計1時間の活動でした。

スダジイは試食、アベマキはコマになるそうです。


コウノトリを見に行こう2022年1月度(実施報告)New!

日時:2022年1月9日(日)13:00〜14:30
天気:曇り
参加者:8名(2組)
案内人:高橋、山下

当日申込みの2組8名様をご案内しました。1月度は、積雪を想定して、園内を徒歩で観察する計画をしていました。除雪された舗道を歩いて東公開エリアまで往復しながらの観察会。

双眼鏡の使い方を勉強した後、にぎやかに出発。いきなり東からコウノトリが飛んできて、祥雲寺ビオトープに降りました。それぞれの双眼鏡で、両足に足輪のない野生種エヒメであることを確認。エヒメについての説明をここで行いました。東公開エリアの湿地でクサシギを見たあと、一番上の池で祥雲寺ペアのオスJ0021をじっくり観察できました。片足やくちばしを羽毛の中にしまっている理由、餌採りを始めたときには採餌方法の特徴などを説明しました。コウノトリの飼育の話も少し。

観察サイトで、往路で見つけた野鳥の復習を資料を使って行いました。帰り道。エヒメペアが繁殖していた簡易巣塔の観察、柿の木の幹に巻いたトタンの意味などの話を説明。最後は、鎌谷川沿いの防獣フェンスに止まったジョウビタキのオスを観察して文化館に戻りました。参加の皆さん、とても楽しまれた様子で、よい観察会となりました。

【観察した野鳥】
イソヒヨドリ、トビ、セグロセキレイ、ハシブトガラス、コウノトリ、クサシギ、ヒヨドリ、アオサギ、ジョウビタキ。


双眼鏡の使い方を勉強します


祥雲寺ビオトープに降りたエヒメを観察


東公開エリアから飼育ゾーンを観察


池にいたのは祥雲寺ペアのオスJ0021


コウノトリ飼育の話をしました


資料を見ながら見た野鳥の復習をします


エヒメペアがかつて繁殖していた簡易巣塔、柿の木に巻かれたトタンなどを観察


植物観察会2021年12月度(実施報告)

日時:2021年12月26日(日)13:00~14:00
天気:雪
参加者:4名
スタッフ:菅村

常連の皆様から続々と欠席の連絡が入り、今回は中止かなと思っていましたが、多目的ホールで熱心に人工巣塔のJ0012を見ておられる方にお声がけをしたところ「喜んで」ということで無事開催となりました。スタッフ2名をまじえて観察会が出来ました。
まずは、この天候を予想して昨日に採取していた冬芽の観察を学習室で行いました。
冬芽の働きや用語の解説を加えながら
コブシ、ガマズミ、ヤマボウシ、サクラバハンノキ、アベマキ、コナラ、クリ、イヌシデ、カキ、イロハカエデ、ヤマザクラ、カスミザクラの観察をしました。

予習を積んで、実習室でテストです。
皆さん、ほぼ全問正解。予習の成果が出ました。
景品のクルミとアベマキをお持ち帰りになりました。
 

ホワイトストークコンサート2021

日 時:2021年12月25日(日)17:30〜19:15
参加者:70名(観客50名+演奏者+文化館スタッフ)
出演グループ(演奏順):
▼音兎(おと)
▼duo Miz and Y
▼ザ・ストロベリー・フィールズ

コロナ感染症予防対策が続く中、昨年同様、観客は先着50名限定とし、事前に入場整理券をお渡ししました。マスク着用、大声禁止、ステージ替え時の扉開放換気など、感染予防策をとって開催しました。

最初のステージは音兎(おと)さん。篠笛のRyoさんとキーボード&ボーカルのUさんのユニット。篠笛の音色がホールに美しく響き渡り、Uさんの素晴らしい歌声に、心が洗われる気持ちでした。
演奏曲目:
1.「アメイジング・グレイス
2.「雪の華
3.「Ave Mariah」
4.「Silent night(きよしこの夜)」
5.「帰路の夕焼け」

2番めのステージはduo Miz and Yさん。ギター弾き語りの水間さんと、フルート、マンドリン、オカリナ演奏の吉田さんのユニット。クリスマスにちなんだ選曲でアコースティックな演奏を披露していただきました。
演奏曲目:
1.「サンタが街にやってくる~ママがサンタにキッスした」(フルート&ギター)
2.「安奈」(ギター弾き語り&マンドリン)
3.「愛はかげろう」(ギター弾き語り&マンドリン)
4.「最後のHoly Night」(ギター弾き語り&マンドリン)
5.「ホワイトクリスマス~赤鼻のトナカイ」(オカリナ&ギター)
6.「ラストクリスマス」(ギター弾き語り&マンドリン)

ステージラストはザ・ストロベリー・フィールズの皆さん。毎年このコンサートに参加していただき、永遠のビートルズナンバーを演奏してもらっています。コロナ渦のあおりで、今回が今年最初で最後のステージとのこと。お配りしたエッグシェーカーを振って観客もノリノリ。ラストナンバーはいつもの通り、ジョン・レノンの「Happy Xmas」。文化館スタッフもステージに出て、鈴で演奏に参加しました。コンサートが終わる頃には、雨は雪に変わっていました。
演奏曲目:
1.「日本のクリスマスソング~Ob-La-Di, Ob-La-Da
2.「Drive My Car
3.「All My Loving」
4.「Help!」
5.「In My Life」
6.「Yellow Sabmarine」
7.「Don’t Let Me Down」
8.「Let it be」
9.「Happy Xmas(War is over)」

 

 

 

 

 


コウノトリを見に行こう2021年12月度(実施報告)

日時:2021年12月12日(日)13:00〜15:00
天気:曇り
参加者:4名(2組)
案内人:高橋

当日申込みの2組4名様を高橋がご案内しました。今年のコウノトリ繁殖状況の説明をした後、参加者各自の車でフィールド巡回に出発。

百合地巣塔前で車を降り、巣塔での繁殖の話、冬期湛水田やコウノトリ育む方法の話などを聞いてもらいました。周辺にはコウノトリはいませんでしたが、河谷地区の田んぼに移動するとJ0025オスとJ0100メスの百合地ペアが採餌中でした。双眼鏡やスコープで行動をじっくり観察。別のコウノトリ1羽も近くにいました。

J0100が飛んで湛水田でダイサギと並びました。サギとコウノトリの採餌方法の違いを観察してもらうことができました。アオサギが飛び、コウノトリとの飛翔姿の違いも見てもらえました。

加陽湿地に移動し、3週間ほど長逗留しているマガン7羽を観察。成鳥と幼鳥の違いを説明しました。加陽湿地造成の経緯もお話ししました。

最後に北の圃場に移動し、飛来中のコハクチョウを観察。午前の下見時には成鳥2羽だったコハクチョウ、午後の観察時には幼鳥を含む16羽の群れに増えていました。新たな群れが合流したようです。雨が降り出し、ここで現地解散としました。


リース作り2021年12月度(実施報告)

第1日曜行事「リース作り」
日時:2021年12月5日(日)13:00~15:00
天気:曇り
参加者:12名(大人6名+子供6名)4家族+1名
スタッフ:村田・西川
 
12月最初の行事はリース作りです。

今回は、スパンコールやグリッターペンを飾りつけの材料に追加しました。
子ども達は、カラフルな飾りつけが好きですね。
どのリースも素敵です。

作品の1部を掲載しました。

 
 
 
 
 
 
 

植物観察会2021年11月度(実施報告)

日時:2021年11月28日(日)13:00~15:00
天気:曇り
参加者:8名
スタッフ:菅村・西垣

 

11月の植物観察会

まずはフジ棚の下からスタートです。フジの蔓の巻き方を見て右巻き、左巻きの違いをお話ししました。

今回のメインはシダ植物です。
茅葺きの小屋の横にはワラビとイワヒメワラビが一緒に生えています。昔はワラビだけだったのが、シカの侵入でイワヒメワラビがどんどん増えて、今ではワラビは希少になりました。イワヒメワラビには毛が生えていること、ワラビの葉の先端は切れ込みがないことなどを見ていただきました。


コウノトリの巣台の横には、ヤマイタチシダ、トウゴクシダ、シシガシラなどが生えています。クロモジの冬芽の話のあとにシダのお話を簡単にしました。

ビオトープの先から遊歩道に入りました。数年前まではシカの食害が酷くてシダは数種類くらいしか見られませんでした。それが復活して観察会に入れるようになりました。


ここではベニシダ、トウゴクシダ、ヤマイタチシダのハの字の大きさを何度も何度も比べてもらいました。最初はどこを見ていいのかも分からなかった皆さんでしたが最後は「ここの大きさね」と分かっていただけました。

最後は東のビオトープに向かう道沿いにある擁壁の前で観察しました。郷公園で最もシダが集中している場所です。ホシダは、先っぽの槍の穂の形に納得の声が上がりました。ゲジゲジシダの翼には、「ほんと、三角形」とのことでした。


観察会で見られたシダは
ワラビ、イワヒメワラビ、シシガシラ、コバノイシカグマ、ベニシダ、トウゴクシダ、オニヒカゲワラビ、オクマワラビ、カニクサ、フモトシダ、ホシダ、ヤブソテツ、イノデ、トラノオシダ、イノモトソウ、オオバノイノモトソウ

スタッフ2名と8名のお客様で90分過ごしました。

 


コウノトリを見に行こう2021年11月度(実施報告)

日時:2021年11月14日(日)13:00〜15:00
天気:晴れ
参加者:10名(3組)
案内人:高橋、白井

子供2名を含む10名の参加がありました。学習室で今年のコウノトリの繁殖状況を説明したあと、各自の車でフィールド巡回に出発。駐車場を出てすぐの栄町団地前の田んぼで、さっそく2羽のコウノトリを発見。J0476♂とJ0059♀の庄境ペアでした。

円山川立野右岸のポイントで、カワウの水浴を観察しながら、カワウが上流まで進出した理由などの話をしました。堤内を振り返ってもらい、六方田んぼの話や百合地巣塔の歴史などの説明を聞いてもらいました。

加陽湿地ではカモの姿がほとんどなく、コウノトリも見えませんでした。堤防越しに見える伊豆巣塔で繁殖する野外最年長ペアの話や、湿地造成にまつわる話をしました。

最後に立ち寄った赤石巣塔周辺では、すでに冬期湛水がいちはやく始まっている田んぼがあり、タゲリ4羽とクサシギ2羽などを観察できました。




 


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