▼活動レポート 一覧

生き物観察会2023年5月度「キノコ・粘菌観察会」(実施報告)

2023年5月7日(日)13時~15時
天候:雨
参加者10名 スタッフ2名

 

 

 

 

 

 

あいにくの雨天でしたが熱心な参加者のおかげで楽しい観察会となりました。
まずは学習室で標本を用いて変形菌の観察方法の基本を学んでもらい、その後、外へ出て観察を行いました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
すぐに6歳の女の子がツチグリを見つけてくれました。コブリマメザヤタケ、ホコリタケ、スジオチバタケ、ミズゴケノハナの仲間などが見つかりました。今回も子供たちが活躍してたくさん見つけてくれました。雨天のため変形菌を探すのは難しいのでキノコ観察中心となりましたが、変形菌の出そうな環境や倒木などの説明も行いました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
コブリマメザヤタケ(アナモルフ)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ホコリタケ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アカヤマタケ属の仲間
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アミスギタケ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
学習室に戻って、見つかったキノコを分類して名前の分かるものを確認しました。
見つかったキノコ:
ツチグリ、コブリマメザヤタケ、ホコリタケ、スジオチバタケ、アミスギタケ、アカヤマタケ属の仲間、ツヤウチワタケ?、その他ハラタケ目複数種、多孔菌類複数種。
雨に濡れた小さなキノコたちが美しかったです。

植物観察会2023年4月度(実施報告)

日時:2023年4月23日(日)13:00〜15:00
天気:曇り
参加者:8名 スタッフ2名

令和5年度初めての植物観察会
予定では、スミレの観察だったのですが、2週間ほど春が早く進んでしまい、スミレは3種類しか残っていませんでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
見つけた花は全部見たので少しも前に進みません。玄関先だけでドウダンツツジ、カラスノエンドウ、スズメノヤリ、ヒメスミレ、フジ、ハルジオン、スイバ、アカオニタビラコ、ミツバアケビ、アオスゲ、タチイヌノフグリがあって、15分くらいかかりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
フジ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ハルジオン
 
 
少し進んで、ジシバリ、ワラビ、アカミタンポポ、セイヨウタンポポ、ノミノフスマ、ノミノキンチャク
保護上重要な植物を保全しているエリアでは、ミツガシワ、ヒメシロアサザ、サデクサ、クサレダマ、マダイオウ、フジバカマ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
谷を進んで、ウツギ、ナガバノモミジイチゴ、サワオグルマ、ヘビイチゴ、サギゴケ、マツバスゲ、ムラサキケマン、オオバタネツケバナ、タニギキョウ、サワハコベ、キランソウ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
文化館に帰って、ハハコグサ、チチコグサ、スズメノエンドウ、カスマグサを見ました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
カスマグサ

コウノトリ野鳥観察会2023年4月度(実施報告)

日時:2023年4月9日(日)13:00〜15:00
天気:晴れ
参加者:6組9名
案内人:高橋,西垣

 2023年度最初のコウノトリ野鳥観察会は、前日とは打って変わって好天に恵まれました。さらに、本日朝に祥雲寺巣塔のヒナの孵化を確認したばかりの観察会となり、当日参加もふくめ、たくさんの皆さんと一緒にコウノトリの郷公園内を楽しくご案内できました。

 前年度までは参加者の自家用車で、盆地内の繁殖巣塔を巡りながら野鳥観察をする方法を続けてきました。今年度からは、自家用車以外の方法で来園された皆様にも気軽に参加頂けるよう、園内ガイドウォークと同様の案内スタイルで実施することになりました。参加費も従来の100円から無料に変更しています。

 13時、コウノトリの10分間の定時解説のあと、お貸しした双眼鏡の使い方を練習しました。西ビオトープで春の里山の様子、猛禽に襲われたと思われるアオサギの残骸などにまつわるお話をしました。

 今回のハイライトは、生まれたばかりのコウノトリのヒナを、山頂東屋から直接観察することでしたが、東屋滞在の14時まで、残念ながら親鳥が立ち上がることがありませんでした。待ち時間を利用して、聞こえてくる野鳥の声から種の名前を伝えたり、祥雲寺地区のコウノトリ育む農法の歴史を伝えました。自然観察路には、オオイワカガミ、トキワイカリソウ、スミレsp、ニシキゴロモなどが開花しており、歩きながら野草を楽しむことができました。

 東公開エリアに移動。飼育施設の概要や目的、ゲート横のドーム型ケージペアにまつわるエピソードなどをお話し、折り返しました。祥雲寺巣塔が近くなるころ、親鳥が立ち上がってヒナの世話か転卵するのを観察できました。山頂東屋でこのタイミングに出会えればよかったのですが、参加者の皆さんからは、今回の観察会を十分楽しんで頂けたことが伝わり、新しい観察スタイルの幸先として好スタートとなりました。
毎月第2日曜日、皆様のご参加をお待ちしております。

【今回確認した野鳥】
コウノトリ、アオサギ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、カワラヒワ、ヤマガラ。

 

 

 

 


生き物観察会2023年4月度「ギフチョウ観察会」(実施報告)

2023年4月2日(日)13時~15時
天候 晴れ時々曇り
参加者9名 スタッフ3名
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
天気があまり良くなくて、気温も低いので望み薄でしたが、近くの山に向かいました。
ギフチョウの食草であるカンアオイを保護している所やよく出現するポイントを回りましたが、残念ながら確認することは出来ませんでした。雪のせいか倒木などがあり、歩きにくい所が何箇所かありました。小型チェーンソウで倒れている木や竹を切り、通りやすくしてきました。(土地所有者の了解を得て作業をしました。)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
カンアオイを守っている所で写真を撮り、終了としました。

コウノトリ野鳥観察会2023年3月度(実施報告)

日時:2023年3月12日(日)13:00〜15:10
天気:晴れ
参加者:4組6名
案内人:高橋

 温暖な初春の影響で、今シーズンのコウノトリの繁殖は早めに推移しています。なによりも、祥雲寺巣塔で新ペアの繁殖が始まったことが嬉しく、簡単な予習を学習室で行った後、さっそく参加者の皆さんと山頂東屋に登りました。到着してすぐに、抱卵していたエヒメが立ち上がり、転卵行動を行う様子を観察してもらうことができました。転卵の目的については、予習時間に少し詳しく説明したので、実際のシーンが観察できたのは有意義でした。

 次に参加者各自の車で三江小学校に移動。庄境巣塔の様子を観察しました。ここでも抱卵が続いており、メスが入れ替わった事情などについても少し説明しました。

 次に野上のコウノトリ保護増殖センターに向かいました。野上巣塔での抱卵はまだ始まっていませんが、巣塔下のビオトープで採餌するJ0362の行動を観察できました。ここでは、コウノトリ保護増殖の歴史と、その一番の立役者だったBペアの天寿全うの話などを聞いてもらいました。

 最後に赤石巣塔を堤防の上から観察。海風が強く吹き付ける中、抱卵中や転卵で立ち上がったコウノトリ、堤外に飛び出すコウノトリなどの観察ができました。また、赤石堤外ヨシ原が渡り鳥にとっての重要な中継地である話題もお伝えして、ここで現地解散としました。

 


生き物観察会 「アカガエル調査」(実施報告)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生き物観察会 「アカガエル調査」

2023年3月5日(日)13時~15時 天候:晴れ

参加者8名 スタッフ3名

 

 

 

 

 

 

 

 

青空が広がって、いい天気になりました。豊岡盆地周辺でもアカガエルが沢山産卵しています。今日は東公開エリアのビオトープでアカガエルの卵塊調査です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビオトープを1枚づつ卵塊を数えました。東ビオトープでも沢山産卵しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中には、オタマジャクシがふ化した卵塊もありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

途中、休憩をしながら11枚のビオトープを調べました。日差しも暖かくなり、メダカが群れて泳いでいる姿も見れました。

今日の調査では、合計877個もの卵塊を確認することができました。

 

 


植物観察会2023年2月度(実施報告)New!

日時:2023年1月23日(日)13:00〜14:30
天気:曇り
参加者:2名
案内人:菅村

2月の植物観察会  
地面に張り付いて春を待つ植物を観察しました。
芝生の中に小さな植物が生えています。「さあ、何種類あるか見つけてみましょう?」と尋ねました。
最初の場所には、3種類ありました。
図鑑で調べてもらいます。オランダミミナグサ、タネツケバナの仲間、スズメノカタビラです。
移動するとニガナ、ニワゼキショウ、ブタナ、チチコグサ、コメツブツメクサ、シロツメクサ、オオイヌノフグリが出てきました。
田んぼの方に移動するとカラスノエンドウ、スイバ、ヒメムカシヨモギ、ヨモギが出てきました。
昔、スイバを食べたとか草餅を作ったとかの思い出話を聞かせてもらいました。
 

湿気た場所に移動するとセリ、ヤマネコノメソウ、コオニタビラコが出てきました。
芝生のあるとこに行くとスズメノヤリ、ウラジロチチコグサ、ネジバナ、ノチドメが出てきました。
最後に少し山の入り口まで行ってみました。
シカの食害が酷いですが、タチツボスミレ、サンインタチツボスミレ、トキワイカリソウ、オオイワカガミが残っていました。
2名のお客様を菅村がご案内しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


コウノトリ野鳥観察会2023年2月度(実施報告)New!

日時:2023年2月12日(日)13:00〜15:00
天気:晴れ
参加者:5組11名
案内人:高橋

 朝から好天に恵まれた午後、気温も上がって絶好の野鳥観察日和となりました。今回は当日参加者を含め、11名の皆様をフィールドにご案内し、繁殖期に入ったコウノトリを中心に観察や解説を行いました。

 いつもとおり、最初は昨年度のコウノトリの繁殖状況と、野外コウノトリの行動の様子を資料を使って説明。20分の予習のあと、参加者自身の自家用車でポイントを巡回します。

 最初の観察ポイントは庄境巣塔。三江小学校グランドから巣塔を望みながら、双眼鏡の使い方の練習をしました。あいにく繁殖ペアは留守でしたが、ここでの繁殖にまつわるこれまでのエピソードを説明。

 次のポイントに移動途中、六方田んぼの広域農道を走りながら、田んぼで活動中のコウノトリを各自観察してもらいました。

 伊豆巣塔を望む農道で、伊豆ペアのメスが21歳の野外最年長コウノトリであること、同じ21歳だった戸島ペアのメスが先日列車にはねられて死亡したことなどをお話しました。伊豆巣塔では、別のメスが巣塔周辺から離れずにいて、そんな状況のことも伝えました。

 その話題になったメスを冬期湛水田で観察することができました。観察中、別の個体が飛来し、しばらく電柱で小競り合いを繰り返しながら飛び回る様子を眼の前で見ることができました。

 最後に、北帰行途中に立ち寄ったとみられる大型の渡り鳥を観察し、現地解散としました。小鳥や水鳥の観察は、今回は十分ではありませんでしたが、野鳥としてのコウノトリをじっくりと観察してもらえる、よい機会となりました。参加者が増えると車列の誘導に気を使いますが、今後、参加者が増える場合はスタッフを増員して先頭と最後尾に付くように配慮したいと思います。

 


自然観察会 2023年2月度 冬の里山で遊ぼう(実施報告)

冬の里山で遊ぼう
令和5年2月5日13:00~15:00
参加者10名 スタッフ1

 

雪がたくさん降った里山は、スノーシュー散歩や雪遊びに最適です。


スノーシューだと少しぐらい雪が深くても、つぼ足にならずに歩くことができます。
いつもはジュクジュクして歩きにくい場所や、草丈が高くて入りづらい場所に行きました。
クマの爪跡、シカの足跡、シカが寝ていたかもしれないあとが見れました。他にも、ツグミやキクラゲ、シカの抜け毛も見つけました。
 





広場では、雪だるまを作り、天然すべり台で雪遊びを。
スキーウェアはベトベトになりましたが、子ども達は楽しんでいました。
参加者:10名
スタッフ:村田
 
 

 


植物観察会2023年1月度(実施報告)

 

日時:2023年1月22日(日)13:00〜14:30
天気:曇り
参加者:4名
案内人:菅村

 

植物観察会1月22日 冬芽の勉強 参加者4名 お天気が心配されましたが、午後からは少し晴れ間も出るくらいの曇り空になりました。



熱心な参加者4名と学習室で冬芽についての学習をし、その後外へ出て東エリアの方へ少し歩いて観察をしました。

 

最後は学習室に戻って、植物以外にも鳥やキノコやいろいろ雑談をして楽しい時間を過ごして解散しました。

 

 

 

 

 


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