活動2015 一覧

ホワイトストークコンサート2021

日 時:2021年12月25日(日)17:30〜19:15
参加者:70名(観客50名+演奏者+文化館スタッフ)
出演グループ(演奏順):
▼音兎(おと)
▼duo Miz and Y
▼ザ・ストロベリー・フィールズ

コロナ感染症予防対策が続く中、昨年同様、観客は先着50名限定とし、事前に入場整理券をお渡ししました。マスク着用、大声禁止、ステージ替え時の扉開放換気など、感染予防策をとって開催しました。

最初のステージは音兎(おと)さん。篠笛のRyoさんとキーボード&ボーカルのUさんのユニット。篠笛の音色がホールに美しく響き渡り、Uさんの素晴らしい歌声に、心が洗われる気持ちでした。
演奏曲目:
1.「アメイジング・グレイス
2.「雪の華
3.「Ave Mariah」
4.「Silent night(きよしこの夜)」
5.「帰路の夕焼け」

2番めのステージはduo Miz and Yさん。ギター弾き語りの水間さんと、フルート、マンドリン、オカリナ演奏の吉田さんのユニット。クリスマスにちなんだ選曲でアコースティックな演奏を披露していただきました。
演奏曲目:
1.「サンタが街にやってくる~ママがサンタにキッスした」(フルート&ギター)
2.「安奈」(ギター弾き語り&マンドリン)
3.「愛はかげろう」(ギター弾き語り&マンドリン)
4.「最後のHoly Night」(ギター弾き語り&マンドリン)
5.「ホワイトクリスマス~赤鼻のトナカイ」(オカリナ&ギター)
6.「ラストクリスマス」(ギター弾き語り&マンドリン)

ステージラストはザ・ストロベリー・フィールズの皆さん。毎年このコンサートに参加していただき、永遠のビートルズナンバーを演奏してもらっています。コロナ渦のあおりで、今回が今年最初で最後のステージとのこと。お配りしたエッグシェーカーを振って観客もノリノリ。ラストナンバーはいつもの通り、ジョン・レノンの「Happy Xmas」。文化館スタッフもステージに出て、鈴で演奏に参加しました。コンサートが終わる頃には、雨は雪に変わっていました。
演奏曲目:
1.「日本のクリスマスソング~Ob-La-Di, Ob-La-Da
2.「Drive My Car
3.「All My Loving」
4.「Help!」
5.「In My Life」
6.「Yellow Sabmarine」
7.「Don’t Let Me Down」
8.「Let it be」
9.「Happy Xmas(War is over)」

 

 

 

 

 


自然観察講座・野鳥観察会(実施報告)

日時:2016年1月23日(土)13:30〜15:30
天気:雨
参加者:16名 (うち子供2名)
講師:高橋、橋本

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これまでは平日に開催していた自然観察講座ですが、より多くの人たちが参加できる週末の開催に変更しました。新年最初の観察講座は「野鳥観察会」。マスコミでの事前広報もあったせいもあり、16名の参加者がありました。

まずは、学習室で30分間の予習です。剥製と配布資料を使いながら、識別ポイントなどのお話しを聞いてもらいました。

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各自の車で移動し、立野橋東詰め堤防の広い路肩に車を置いて、円山川のカモ類を観察しました。雨脚がどんどん強まってゆく中、十分な観察をしてもらえなかったのが残念でした。マガモ、コガモ、オナガガモがたくさん。県立大大学院生がハシビロガモの1ペアを見つけてくれました。

堤防を下りてコハクチョウのポイントに移動しますが、見つけることができません。そうこうするうちにハヤブサが飛来。ドコモのアンテナ塔に止まったところをスコープで見てもらいました。

雨脚は弱まることなく、ここで現地解散としました。

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地元の観察者からコハクチョウの居場所情報が入り、解散後に希望者を案内しました。ちょうど百合地巣塔のすぐ南の、水の張っていない田んぼにいました。雨の中、最後までお付き合い頂いた参加者の皆様にはラッキーでしたね。

自然相手の観察会ですので、天候も思うようになりませんし、期待する相手が見つからないこともしばしばです。ラッキーやアンラッキーも、その時々で楽しみながら、豊岡盆地の多様な自然と触れ合ってもらえばと思います。コウノトリ文化館では、皆様をそんな素敵な世界へご案内する機会を、これからもどんどん企画してゆきますので、ぜひご期待下さい。


鶴見茶屋を実施しました

11月3日文化の日、豊岡総合高校の茶道部の皆さんによる鶴見茶屋を実施しました。午後から少し雨も降りましたが、100名を超えるお客様にコウノトリを見ながら抹茶を楽しんでもらいました。地元祥雲寺の区長さんをはじめ、地区の皆さんもたくさん来ていただき、ありがとうございました。

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茶道部の皆さんの手で文化館の和室が立派なお茶室に早変わり。

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縁側に受付。ここから中に入ってもらいます。

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男子部員も活躍。

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同じ敷地内にある兵庫県立大学の大学院生の皆さんも来ていただきました。

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お茶の席には「コウノトリ飛翔帯」を飾りました。コウノトリ育む米の研ぎ汁で染めた絹糸で織られています。

 皆さんのおかげで、大正から昭和にかけて出石の鶴山にあった鶴見茶屋を連想しながらのお茶会ができました。また、機会があれば「出店」したいと思います。


自然観察講座・秋の雑草入門(実施報告)

日時:2015年10月15日(木)13:30〜15:00
天気:晴れ
参加者:2名
講師:上田館長

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 秋の雑草講座を開催しました。道端の雑草の名前がわかると散歩がもっと楽しくなりますよ。今回は六方川の堤防を歩きました。最初に出迎えてくれたのはサク ラタデ。蓼の中では花が最も大きく薄いピンク色をしています。文化館に帰って整理。ゴキヅル、タコノアシなどを含め約70種の草を見つけました。


自然観察講座・キノコ入門(実施報告)

日時:2015年10月12日(月)13:30〜16:15
天気:曇り
講師:関西菌類懇話会・平山さん、浅見さん
   但馬幼菌の会・稲葉さん、古澤さん
参加者:7名

kinoko151012-1 コウノトリ市民研究所の稲葉主任研究員のコーディネートで、郷公園内のキノコ観察会を実施しました。但馬幼菌の会から古澤さんをお招きしたのと、スペシャル講師として、関西菌類懇話会の平山さんと浅見さんの強力な助っ人にもお越し頂き、とても質の高い観察会を実施することができました。

kinoko151012-2 文化館を出発し、東に移動しながら道々でニッチなキノコたちの解説を受けます。

kinoko151012-3 草陰にひっそりと小さなキノコが出ています。たくさんの目でキノコ探しに集中すれば、思いがけずたくさんのキノコたちと出会うことができます。

kinoko151012-4 東自然観察路を登ります。ここのところ雨が少ないせいで、山が乾燥しています。キノコを見ながら、賑やかに散策。

kinoko151012-5 ウラベニホテイシメジ

kinoko151012-6これは、、、なんだっけ?

kinoko151012-7山頂の東屋から祥雲寺の田んぼを見下ろします。下山時には「幻のヘビ」シロマダラが道を横断して行くのを目撃しました。

kinoko151012-8 文化館に戻ってから、採集してきたキノコすべてに名札を付けてもらい、ひとつひとつのキノコの説明を受けました。

kinoko151012-9本日確認した41種のキノコです。

菌根菌:18種
・アカショウロ
・コツブタケ
・シロカノシタ
・ヒナチチタケ
・ハツタケ
・オウギタケ
・ケロウジsp
・ミネシメジ
・ウラベニホテイシメジ
・ヌメリイグチ
・アミタケ
・ドクベニタケ
・ホウキタケsp
・フウセンタケsp
・ハダイロガサ
・シロオニタケ老菌
・クチベニタケ
・キツネタケ
・キシメッジsp

分解菌:23種
・シラタマタケ
・オオミノコフキタケ
・ヒメホコリタケ
・オオゴムタケ
・ニッケイタケ
・ハカワラタケ
・オトメノカサ
・アカヤマタケ
・オオヒメノカサsp
・ミイロアミタケ
・ウラムラサキ
・イタチタケ
・アセタケsp
・サマツモドキ
・ウスキモリノカサ
・シロヒナノチャワンタケsp
・ホウロクタケ
・ヒイロタケ
・モエギビョウタケ
・ヤケイロタケ
・ヒメヒガサヒトヨタケ
・ハナウロコタケ
・モミジタケ

4人の講師の方にたくさんのキノコを教えてもらい、有意義な観察会となりました。ありがとうございました。来年の秋も、タイミングを図りながら、より多くの参加者とキノコに出会える集まりにしたいと思います。


放鳥10周年コウノトリウィーク イベントダイジェスト

2005年9月24日の放鳥式から、今年でちょうど10年を迎えます。今年は、たまたま五連休となったシルバーウィークを文化館では「コウノトリウィーク」と称して、5日間連続のイベントを打ちました。リアルタイムにはFacebookで情報を上げましたが、ダイジェストをホームページに記録しておきます。

▼みんなで語ろう・放鳥10年を語る会
9月19日(土)18:00〜20:30@多目的ホール kataro150919 2000年の文化館創立に関わった行政マン、コウノトリ野生復帰黎明期に理解と協力をして頂いた農家の方々、その他たくさんの市民の方々に集まって頂き、10年前を振り返る懇親会を行いました。松島興治郎コウノトリ文化館名誉館長の音頭で、祥雲寺地区の畷さんの無農薬育む米の新米オニギリで「乾米!」。50人ほどが懐かしい話や音楽で和やかな時間を過ごしました。

▼みんなで遊ぼう・田んぼの学校
9月20日(日)9:30〜12:00@コウノトリの郷公園内tanbo150920-4 コウノトリ市民研究所主催の田んぼの学校9月度「あぜ道でバッタ・イナゴ」を共催で実施しました。参加者54名。報告はこちらから。

▼みなんで見よう・豊岡盆地のエコツアー
9月21日(月)10:00〜12:30@豊岡盆地 150921-3 2組5名の参加者を、豊岡盆地のエコツアーにご案内しました。庄境(三江小学校)→野上→赤石→戸島→伊豆→百合地のコース。今年のコウノトリ繁殖巣塔を巡りながら、立地環境や、周辺で活動する野生コウノトリの様子などを見て頂きました。本プログラムは、今後レギュラー化を検討します。

▼みんなで学ぼう・市民研究発表会
9月22日(火)13:30〜15:30@学習室 150922-7 延べ20人ほどの人たちに集まってもらいました。「豊岡盆地の自然・この10年」というテーマで、野鳥、昆虫、植物、哺乳類の10年間の変化を、コウノトリ市民研究所の研究員がパワーポイントを使って発表しました。菅村研究員からは「失くす前に今の当たり前を写真記録しておくことの重要性」、稲葉研究員からは「これから人と獣の戦いが本格化する」、2つの記憶に残るメッセージを伝えてもらいました。

研究発表会という地味なイベントではありますが、いまの但馬の自然界で起きていることを都度レポートする大切な機会です。今後も続けていきますので、ぜひご参加下さい。

▼みんなで歌おう
9月23日(水)10:30〜11:30@芝生広場150923-4

この五連休は好天に恵まれたことも幸いでした。最終日は汗ばむ陽気でしたが、芝生広場でみんなでコウノトリの歌を歌ったり聴いたりして楽しみました。コウノトリの郷公園で音楽という試みは今回が初めてのようでしたが、これからも音楽イベントを企画してみなさんと楽しみたいと思います。ご期待下さい。

10周年の記念イベント、仕掛ける側は結構たいへんでしたが、文化館スタッフも一緒に楽しみました。終わってみればすべてがよい思い出になりました。ご参加いただいたすべての皆様へ、ありがとうございました。


自然観察講座 生きものの名前を調べよう

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8月21日(金)と8月22日(土)の午前中の2回、「生きものの名前を調べよう」の会を開催しました。3組の親子連れがそれぞれの興味のある生きものを、しっかりスタッフに教わりながら勉強してゆきました。

集合型の観察会とは違った、個別の指導を受けられるこの会は、科学少年・少女たちのサポートという意味で、意義深いものだと思います。本年のトライアルを糧に、来年度以降のプログラム開発に活かします。


小川で遊ぼう

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お盆の特別行事「小川で遊ぼう」を行いました。初めての企画でしたが、午前の部は当日参加で25名。県外からの参加もありました。

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「小川で遊ぼう」午後の部は、参加者があるかと心配しましたが、気がついてみると35人。飛び入り参加した子どもたちもいました。大きさベスト3はオイカワ、カワムツ、ドンコ。オイカワの逆転勝利でした。


自由研究講座

夏休み中の子供たちを対象に、8月7日(金)〜9日(日)の3日間、自由研究講座を開催しました。1日目は4組の親子連れ5人の小学生が集まりました。

150807-3 まずはビオトープに上がって、水生生物や陸生生物を採集します。

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館内に持ち帰った生きものを一緒に観察しながら、ひとつひとつの名前を教えてもらいます。 自宅周辺での生きもの観察の方法などを伝授して解散。今回は、標本作りまで実習する時間がなかったのが残念でした。

2日目は参加者がありませんでした。3日目は里山で昆虫採集。暑くて生きものが少なかったけど、採れた虫の名前調べをしました。ネブトクワガタが見つかりました。トカゲも捕獲してきました。

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ホタル観察会

コウノトリの郷公園内で、恒例のホタル観察会が行なわれました。あいにくの小雨交じりの天気の中、約80名の親子の方々に集って頂きました。たくさんのご参加、ありがとうございました。

 hotaru150618-120時ちょうどに開会。文化館多目的ホールで、上田館長からホタルのことをスライドで教えてもらいます。15分ほどの予習を終えてから、いよいよ外に出てホタル観察です。

hotaru150618-5コウノトリの郷直売所の裏手でも、ゲンジボタルが飛んでいます。左の建物はコウノトリの郷公園研究棟です。

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hotaru150618-5西公開ケージの東寄りの水路沿いに、たくさんのゲンジボタルが観察されました。

hotaru150618-3西公開ケージ内の湿地でも、ゲンジボタルがいくつか飛んでいます。文化館のデッキから、ねぐら入りのコウノトリと一緒にホタルを撮ってみました。

東公開エリアの入口付近でも、多くのゲンジボタルが観察されました。ナタネ殻を配って蛍狩りをしてもらいましたが、これがなかなか風流かつ有効でした。来年度は、捕まえたホタルをじっくり観察してもらえるような工夫も考えたいと思います。また、来年、この催しにご参加下さい。

 


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