活動2018 一覧

コウノトリ自然観察会8月度(実施報告)

テーマ:コウノトリとメダカ
日時:2018年8月12日(日)13:00〜15:30
天気:雨のち曇り
参加者:27名(大人14名、こども13名)
スタッフ:北垣、武田、大津

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 今月のテーマはコウノトリとメダカ。参加者は大人14名、子ども13名、計27名の大人数でした。あいにく開始直後は夕立に遭いましたが、雨雲の切れ間が見え始めて何とか観察会ができました。六方たんぼにある「六方めだか公園」では、管理されている岡本氏のお話しを聞きながらメダカ観察。その後、袴狭(はかざ)巣塔近くでコウノトリの観察。この時期、田んぼの稲の背が伸びて、コウノトリを見つけにくいのですが、何とか3羽観察することができました。参加者の皆さま、ありがとうございました。

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山陰海岸ユネスコ世界ジオパーク再認証審査

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山陰海岸ジオパークの世界審査の最終日、その最後の審査サイトがコウノトリ文化館でした。14時過ぎに到着された審査員を、中貝豊岡市長が笑顔で迎えます。背景の祥雲寺巣塔にはコウノトリが帰巣しており、一緒に一行をお迎えしているようでした。

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コウノトリ文化館は入館無料であること、任意でコウノトリ環境協力金の募金をお願いしていること、募金のお礼にオリジナルのコウノトリ折り紙を差し上げていることなどをエントランスで説明しました。

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今回の審査で文化館側の対応者はヤーナ・バベンコ自然解説員。インバウンド来館者対応要員として活躍するヤーナが、審査員の館内ガイドを担当しました。この日のために、こつこつと日本語表示の英文化を行い、審査員応対のシナリオのイメージトレーニングを繰り返し、本番を迎えました。

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展示コーナーでは、円山川を中心とする豊岡盆地の自然環境の話をしっかり説明しました。日本のコウノトリが最後まで豊岡盆地を選んだその理由を、審査員のお二人には理解して頂けたと思います。

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多目的ホールで中貝市長によるプレゼンテーションが行われました。市長自ら英語でスピーチされ、説得力のある説明に審査員は何度も頷いておられました。

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プレゼンテーションの後は、公開ケージのコウノトリの見学です。給餌時間が近づいており、野外コウノトリの飛来も見られました。

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市長から、ロシア人のヤーナが日本で暮らすようになったエピソードが紹介されると、場は一気に和んでゆきます。ここまで緊張していたヤーナもようやく肩の力が抜けました。

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審査員と関係者の記念撮影。豊岡市流の「こうのとりぃ~~」でスマイルショット。

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市長が審査員に可愛いお土産を手渡しています。

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プレオープンの「砂の世界をのぞく展」に少し立ち寄っていただきました。

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文化館を出られた一行は、隣接の県立大大学院ジオコウノトリキャンパスのロビーを見学されて郷公園を後にされました。文化館の屋根の上では、1羽のコウノトリが皆さんを見送りに来ていました。

コウノトリ文化館が日頃から意識しているインバウンド対応や、館内展示の工夫などが審査員に少しでも好印象を与える結果となったなら幸いです。今回対応頂いた関係者の皆様、とりわけ、当館スタッフのヤーナ・バベンコさん、お疲れ様でした。


コウノトリふれ愛コンサート2018【実施報告】

開催日時:2018年8月5日(日)17:30〜19:00
来場者:150名
天気:晴れ

今年の「コウノトリふれ愛コンサート」、出演者の皆さんの多忙なスケジュールをぬって、例年より早めの日程で実施致しました。この日のために、共演の八代保育園のこどもたちも一生懸命練習を重ねてくれて本番を迎えました。

150人もの観客の皆さんにお集まり頂きましたが、ホールに入りきれない方もおられて申し訳けございませんでした。出演の歌手の皆さんは毬穂えりなさん、友麻亜里さんのお二人に加え、今年は元タカラジェンヌの娘役の美苑えりかさんも初共演。3人のみなさんによる華やかなステージを存分に楽しませて頂きました。

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オープニングは八代保育園の園児18名による和太鼓の演奏。元気一杯に叩いてくれました。

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左から毬穂えりなさん、美苑えりかさん、友麻亜里さん。デッキからホールに登場です。

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歌と踊り、プロのパフォーマンスを間近で楽しみます。

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毬穂えりなさん。

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美苑えりかさん。

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友麻亜里さんのこのステージは圧巻でした。

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娘役お二人がミニドレスで登場。

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友麻亜里さんと毬穂えりなさんのダンス。

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八代保育園のこどもたちとのジョイントステージ。「となりのトトロ」を一緒に歌いました。

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毬穂えりなさんの「風」のパフォーマンス。

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「風」をこどもたちと一緒に歌います。

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フィナーレは「フォーエバー・タカラヅカ」。

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アンコールの「世界にひとつだけの花」で閉幕しました。素晴らしいステージをありがとうございました。
また来年もお会いできればいいですね。

【今回のセットリスト】
八代保育園園児の和太鼓演奏「ドラえもん」
ショーほど素敵な商売はない(毬穂、美苑、友麻)
好きにならずにいられない(友麻)
輝く未来(美苑、友麻)
海の声(毬穂)
Part of your world(美苑)
アジアの海賊(友麻)
365日の紙飛行機(毬穂、美苑)
心はいつも(美苑)
夢の中へ(毬穂、友麻)
となりのトトロ(毬穂、美苑、友麻、八代保育園)
風(毬穂、八代保育園)
フォエバータカラヅカ(毬穂、美苑、友麻)
世界でひとつだけの花(アンコール)


里山の昆虫採集(実施報告)

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日時:2018年7月28日(土)9時半~12時
参加者:5名(2家族)+スタッフ2名

西自然観察路を一周しながら昆虫採集。文化館に帰ってからは、ちょっとやっかいなクワガタムシのメスの見分け方を勉強しました。食い入るように図鑑と虫を交互に凝視する5歳、6歳、8歳の子<どもたちでした。将来が楽しみですね。

画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、立ってる(複数の人)、木、植物、屋外、自然

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菅村先生の植物観察会7月度(実施報告)

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日時:2018年7月22日(日)13:00〜15:00
天気:晴れ
参加者:6名(スタッフ含む)

酷暑の中、植物観察会を行いました。お客様は一般の方4名に文化館スタッフが2名でした。
学習室で体を冷やしては3分程度外に出て観察をしました。
最初は、文化館の本棚に並ぶ各種植物図鑑の解説。それから通勤途上に採集しておいたエノコログサの仲間分けです。まずは、検索表を見ながら、用語の説明です。小穂が緑のものと黄色のものに分けます。次に小穂が緑のものの葉を折り曲げて毛の有無を確認します。毛があれば、アキノエノコログサです。さらに小穂をルーペで見ます。テキストの絵と比べてエノコログサが混じっているかを調べます。葉に毛のないものも含めてほとんどがアキノエノコログサでした。小穂の黄色の方は、コツブキンエノコロでした。

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図鑑通りだと当たり前のことに感動をしていただき、チドメグサの仲間の見分け方のお勉強です。特にオオチドメとノチドメの見分け方です。身についた時点で、文化館から10歩ほどの藤棚の下に移動です。無事に皆さん、2種を発見することができました。すぐに学習室に帰って、体を冷やしながらオトギリソウとサワオトギリの見分け方のお勉強です。
今度は、実習室横10歩のビオトープでオトギリソウの葉を取って学習室に帰りました。ルーペで葉を見て、黒点を確認しました。これは確かに黒点だと納得していただきました。別の種の葉で明点も見ました。その後、サンカクイ、コウガイゼキショウなどを見にもう一度、外に出ました。
暑さに負けずなんとか無事に終えることができました。


菅村先生の植物観察会6月度(実施報告)

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テーマ:夏の植物 ニワゼキショウ、ヒナギキョウなど
日時:2018年6月25日(日)13:00〜14:35
天気:晴れ
参加者:9名(スタッフ含む)

6月の植物観察会
お客様とスタッフ、合計9名で95分間、ゆっくりと園内を回りました。高い気温が心配でしたが、心地よい風が吹く中、木陰で観察をすることができました。
先月の草刈の後、ヒナギキョウが一気に大きくなりお花畑ができていました。可愛いと喜んでいただけました。

観察会が終わってからは、参加者の方が持ってこられた標本の名前を調べました。

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【観察した植物】
ハハコグサ、チチコグサ、チチコグサモドキ、オニタビラコ、ニワゼキショウ、オオニワゼキショウ、カタバミ、オオチドメ、ヒナギキョウ、ドクダミ、ホソバノヨツバムグラ、フジバカマ、ミツガシワ、タコノアシ、ビヨウヤナギ、キンシバイ、ミゾホオズキ、ヒルムシロ、サンショウモ、アゼムシロ、ネジバナ、イワガラミ、ヒメスイバ、サクラバハンノキ、ミゾソバ、チガヤなど


ホタルのゆうべ2018(実施報告)

日時:2018年6月15日(金)19時30分~21時
場所:コウノトリ文化館~コウノトリの郷公園
主催:豊岡市立コウノトリ文化館
共催:兵庫県立コウノトリの郷公園、ふるさと三江を愛する会
参加者:約200人

hotaru180615-1日中から断続的に小雨がぱらつく肌寒い実施日となりました。19時30分から岡本順子さんのドビッシー「月の光」のピアノ演奏から会が始まりました。

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次第に会場の子どもたちの数が増えてくると、スタッフの山下さんのリードでアニメソングを中心にみんなで歌をうたい、楽しいひとときを過ごしました。

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ピアノと歌の時間が終わり、コウノトリ市民研究所の上田代表よりホタルの話を聞いて、観察前に少し勉強をしました。写真はカラシナで作ったホウキでホタルを捕まえる方法を説明する上田さん。

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今年はタイミングが良かっのか、発生数が多かったのか、たくさんのホタルを観察することができました。西公開ケージ東の林縁には、とくにたくさんのホタルが飛んでいました。

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鎌谷川にもホタルが飛び、東公開エリアを一周して文化館まで戻るコースを歩きました。あちこちから、ホタルを捕まえては歓声が上がっていました。

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文化館に戻って、上田さんからまとめの話を聞いて解散。捕まえたホタルはここで全部逃してやりました。

会が始まる前まで降ったりやんだりの雨も観察会が始まる頃には上がって、雨に濡れることもなくゆっくりホタル観察を楽しむことができました。


コウノトリ自然観察会6月度(実施報告)

テーマ:巣立ちコウノトリと野山の鳥
日時:2018年6月10日(日)13:00〜15:30
天気:曇り
参加者:7名
スタッフ:高橋、武田

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7名の参加者で実施しました。いつも通り、最初の観察地は三江小学校グランドの庄境巣塔。巣立ち直前のヒナとお母さんが巣上にいました。近くの電線にはお父さんとJ0059メスが並んで止まっていました。

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百合地地区では、巣立ちビナが両親と一緒に水田で採餌する様子を観察しました。スコープ越しに成鳥と幼鳥の姿の違いも観察してもらいました。
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野上巣塔では、最初の卵をカラスの持ち去られた後、新たに産み直した卵が孵化した段階。2羽のヒナがいるようですが、今回の観察では1羽の小さな頭が一瞬見えただけでした。

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赤石巣塔では2羽ヒナの巣立ちが確認されています。その2羽が親鳥と一緒に水田にいるところを観察しました。巣上にはもう1羽のヒナが伏せていました。

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最後は戸島湿地管理棟。スタッフの森さんに戸島巣塔のヒナの状況を説明してもらいました。孵化後63日経過、まだジャンプを十分に行わないと少し心配されていました。近くの水田では親鳥が並んで採餌中でした。

台風接近のため雨の予報の中で実施しましたが、幸いにも、最後まで雨に降られることなく終えることができました。

【本日観察した野鳥】
コウノトリ、ハシボソガラス、ダイサギ、アオサギ、カルガモ、スズメ、ヒバリ、セグロセキレイ、イカル、シジュウカラ、ヒヨドリ、ホオジロ、コチドリ(13種)


菅村先生の植物観察会5月度(実施報告)

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テーマ:春の植物 ニワゼキショウ、ヘビイチゴなど
日時:2018年5月27日(日)13:00〜16:00
天気:曇り
参加者:7名
スタッフ:3名

5月の植物観察会
朝に一家族3名様のキャンセルがあって子どもさんの参加がなくなりました。
大人ばかりの7名で観察会を行いました。
今日はルーペも使って観察しました。文化館の入り口付近だけで20分以上かかりました。

【観察した植物】
ニガナ、ハナニガナ、ブタナ、コナスビ、ハハコグサ、チチコグサ、チチコグサモドキ、カタバミ、コメツブツメクサ、キショウブ、マンテマ、ニワゼキショウ、オオニワゼキショウ、ルリニワゼキショウ、トウバナ、ヘビイチゴ、オヘビイチゴ、ヒメスイバ、スイバ、ノアザミ、ノミノフスマ、ノミノツズリ、ウシハコベ、ヒメヨツバムグラ、ハルジオン、ヒメジョオン、ハナヌカススキ、ヒメコバンソウ、チガヤ、カカモジグサ、ゴウソ、ネザサ、ミゾカクシ、コジキイチゴ、ウツギなどでした。

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春の鶴見茶屋2018(実施報告)

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日時:2018年5月27日(日)10:00~15:00
場所:文化館和室およびその周辺
参加人数:120名

 朝10時に開店したあと、次々にお客様のご利用があり大盛況でした。予定より早く、用意したオリジナルお茶菓子も無くなりました。豊岡の一柳堂さん謹製の、コウノトリ文化館だけの特別のお饅頭。コウノトリのクラッタリングシーンをデザインしています。デザイナーはコウノトリ市民研の上田代表理事。お饅頭の包み紙は一柳堂さんに試作で準備してもらったものです。素敵な包み紙。

県立豊岡高校茶道部の部活を兼ねてのお点前ですが、身内だけで行うお茶会とは違って、一般のお客様を前にしたお点前は、高校生たちにとってもよい経験になったことでしょう。浴衣姿も素敵でした。ご苦労様でした。

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