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書評:「となりのツキノワグマ」宮崎学著


2010年8月8日(日)の神戸新聞「ひょうご選書」欄に、自然界の写真報道家・宮崎学氏の新刊「となりのツキノワグマ」の書評を書かせて頂きました。とても面白い本です。ぜひ読んでみてください。


平成20年度環境大臣表彰

平成20年度環境保全功労者等の表彰
環境保全、地域環境保全及び地域環境美化に関し特に顕著な功績があった者(団体を含む。)に対して、その功績をたたえるため、毎年度、環境大臣による表彰を行っており、それを受賞しました。
地域環境保全功労者表彰です。
6月11日(水)10:30-12:30に東京ホテルフロラシオン青山で表彰式があり、菅村副代表が出席しました。
表彰内容は、
当該団体は、豊岡盆地の生き物調査を通してコウノトリの野生復帰を市民の立場から支援しようと生き物調査、ビオトープづくり、環境学習を3つの柱として、研究員個々の活動に加え、一般会員の調査研究活動のほか、一般県民が参加する催しを実施し、人の生活を見直し、良好な環境づくりへと住民意識の醸成に取り組んでいる。
 生き物調査は、豊岡盆地の里山、水路、河川或いはビオトープなどで年間を通じて実施し、研究成果を「豊岡盆地の生き物地図」として発表、広く活用されている。
 また、休耕田等を活用して市民参加のビオトープづくり及び管理に中心的な役割を担い、併せてそこで生き物調査を実施することにより、コウノトリの餌場としての有効性を実証した。それがきっかけとなり県、市がコウノトリと共生する水田自然再生事業に取り組むこととなった。
 当該団体の先導的な取組みによりコウノトリ野生復帰プロジェクトが本格的に稼働し、平成19年には、国内で43年ぶりとなる自然界でのヒナの誕生と巣立ちという野生復帰の実現に貢献した。
 環境学習においても平成14年から水田や小川、里山において毎月「田んぼの学校」を開催し、子どもたちに身近な生き物とのふれあいやネイチャークラフト、自然を食べる会などを通じてコウノトリと共生できる環境の重要性を啓発している。
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知事から祝電もいただきました。
表彰式に出席した菅村副代表の話では、コウノトリプロジェクトは広く知られており、懇親会では、政務官をはじめたくさんの方から話しかけてこられたそうです。保全生態学の著名な先生は、世界の豊岡ですよとほめておられたそうです。
環境系のNPOといたしましては、環境大臣賞をいただくことはとてもありがたいことです。
コウノトリの野生復帰に取り組む豊岡地域では、私ども以外にもたくさんのNPO・個人の取り組みがたくさんあり、たまたま私どもが代表としていただいたものと認識しております。
今回の受賞については真摯に受け止め、今後も地道な活動を続けて行きたいと思います。


神戸新聞環境賞表彰式


 特定非営利活動法人コウノトリ市民研究所は、神戸新聞が主宰する優れた業績を挙げた兵庫県ゆかりの個人・団体を顕彰する「第62回神戸新聞平和賞、文化賞、社会賞、スポーツ賞、環境賞」の環境賞に選ばれました。
 本賞は1947(昭和22)年、平和憲法発布を記念して制定され、今年は神戸新聞創刊110周年記念として環境賞が設けられました。各界から推薦された候補が本社選考委員会で審査され、平和賞に2人、文化賞に1人と1団体、社会賞と環境賞に各1団体、スポーツ賞に1人が選ばれました。

「豊岡盆地の生き物調査やビオトープづくりを通し、10年前から良好な自然環境のための活動を実践。「田んぼの学校」など、子どもたちへの環境教育でも大きな成果を挙げている。」とのことです。
6月4日に神戸市内で行なわれた表彰式に、鳴海理事とデシー主任研究員が出席しました。
主催者、貝原前知事など他の表彰者、井戸知事など、そうそうたる出席者だったそうです。

神戸新聞のおせんべいもいただきました。


楯と表彰状

 
地方自治功労者表彰 総務大臣賞受賞の楯と表彰状です。以下の記事参照。
http://kounotori.org/blog/index.php?e=237
市民研究所の倉庫の中に飾ってあります。