コウノトリ野鳥観察会10月度(実施報告)

テーマ:田んぼや河原で秋の渡り鳥を見よう(ノビタキ)
日時:2016年10月2日(日)13:00〜15:30
天気:晴れ
参加者:5名
講師:橋本、石垣

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今回は野外コウノトリの識別というテーマを持って、フィールド観察に向かいます。

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最初に見つけたのは六方田んぼの北端の電柱の上。足環をチェック。J0025♂でした。

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六方田んぼを南下して伊豆地区で観察。ここでは3羽を確認しましたが、刈田の二番穂が伸びて足環がなかなか見えません。堪水田ではアオアシシギを観察しました。

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小坂橋から、出石川や小坂田んぼの様子を観察しながら堤防沿いに北上。加陽湿地では、休憩しているたくさんのカモを観察しました。

2時間の野外観察で観察したコウノトリは全部で8羽。そのうち、足環確認から個体識別できたのは4羽でした。文化館には3時の給餌時間に間に合うように戻ってきました。自分たちが野外で確認した個体が、給餌時間に飛来するかどうかのチェックを行いましたが、19羽飛来した野外個体の中で、外で自分たちが確認したコウノトリは1羽もいませんでした。

野外で暮らしているコウノトリを、ガイド付きで観察するまたとない機会が「コウノトリ野鳥観察会」です。これからも月一回定期的に開催しますので、みなさんどうぞご参加下さい。