菅村先生の植物観察会12月度(実施報告)

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テーマ:冬の植物 冬芽の観察など
日時:2018年12月23日(日)13:00〜15:00
天気:雨
参加者:9名+スタッフ2名

冬芽と樹皮の観察をしました。
9名のお客様と2名のスタッフで園内を見て回りました。
まずは、アジサイとテキストを使って、冬芽に関わる特別な言葉の勉強をしました。頂芽、側芽、芽鱗、葉痕、芽鱗痕、維管束痕、皮目の意味を一通り聞いてもらってから外へ出ました。

まずは、イロハモミジとノムラモミジの観察から始めました。次にクロモジです。花芽と葉芽が別々に出ていて、花芽の柄には毛が生えていることを確認してもらいました。
その次はカスミザクラ、オオヤマザクラ、ヤマザクラです。芽鱗の反り返り方、冬芽の先の形で区別ができると納得してもらいました。

エノキとエゾエノキを比べました。葉はよく似ています。でも冬芽は似ていません。
クリの冬芽は栗の実の形をしています。これは皆さんに受けました。

今日観察した冬芽は、イロハモミジ、ノムラモミジ、オオヤマザクラ、カスミザクラ、ヤマザクラ、エノキ、エゾエノキ、ムクノキ、アベマキ、コナラ、クリ、カキノキ、コブシ、クロモジ、ヒコサンヒメシャラ、ヤマボウシ、ガマズミ、コバノミツバツツジ、クスノキの19種類でした。

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