コウノトリ自然観察会6月度(実施報告)

テーマ:巣立ちコウノトリと野山の鳥
日時:2018年6月10日(日)13:00〜15:30
天気:曇り
参加者:7名
スタッフ:高橋、武田

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7名の参加者で実施しました。いつも通り、最初の観察地は三江小学校グランドの庄境巣塔。巣立ち直前のヒナとお母さんが巣上にいました。近くの電線にはお父さんとJ0059メスが並んで止まっていました。

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百合地地区では、巣立ちビナが両親と一緒に水田で採餌する様子を観察しました。スコープ越しに成鳥と幼鳥の姿の違いも観察してもらいました。
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野上巣塔では、最初の卵をカラスの持ち去られた後、新たに産み直した卵が孵化した段階。2羽のヒナがいるようですが、今回の観察では1羽の小さな頭が一瞬見えただけでした。

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赤石巣塔では2羽ヒナの巣立ちが確認されています。その2羽が親鳥と一緒に水田にいるところを観察しました。巣上にはもう1羽のヒナが伏せていました。

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最後は戸島湿地管理棟。スタッフの森さんに戸島巣塔のヒナの状況を説明してもらいました。孵化後63日経過、まだジャンプを十分に行わないと少し心配されていました。近くの水田では親鳥が並んで採餌中でした。

台風接近のため雨の予報の中で実施しましたが、幸いにも、最後まで雨に降られることなく終えることができました。

【本日観察した野鳥】
コウノトリ、ハシボソガラス、ダイサギ、アオサギ、カルガモ、スズメ、ヒバリ、セグロセキレイ、イカル、シジュウカラ、ヒヨドリ、ホオジロ、コチドリ(13種)