田んぼの学校2月 活動記録

◆実施日 2006年2月12日(日)9:30~12:30
◆参加者 約50名
 
2月の田んぼの学校は食べる会。雪が少なければビオトープを覗きに行く予定。新雪が10センチなかったので、少し不安だったが、希望者を募ってビオトープへ。途中雪が深くなりラッセル状態。ビオトープの水面にも雪があり、網ですくうと中に泥と雪が一緒に入り、子どもたちには無理な状態。しかし、子どもたちは簡単には帰らない。粘り強く調査を続け、ドジョウ2匹、エビ3匹、メダカ2匹ミズムシ1匹を見つけ出した。

いよいよ蕎麦打ちが始まった。中谷産の蕎麦粉とさし入れの自然薯、長いも。出来上がった蕎麦をつまんで最初口に入れた印象は「硬い」だった。かなり太い。紐のようなのもある。しかし、食べるにつれて、久しぶりにうまい蕎麦を食べたという感想にかわる。かなりのスピードで完全になくなった。何が良かったのだろう。素材の新鮮さ?大きな鍋で湯がいたこと?つくった人の腕前?

この大鍋を沸騰させるのが一苦労。木が湿っているし、水の量が多い。しかし、何とか沸騰までこぎつけた。

蕎麦と平行して恒例の鹿鍋。今回は鹿肉のつくね。これは初めての試みか。新鮮な野菜とともに美味。

ビオトープから帰った子どもたちは市民研オリジナル紙工作に夢中。それにしてもあんな紙切れでよく遊ぶ。シンプルなものほど子どもたちの創造性が入り込む余地があるのだと思う。だから、カブトムシの角がとがってヘラクレスオオカブトになっていたり、色鉛筆で、いろいろな模様を書き込んだりして楽しんでいた。