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4月から豊岡市立コウノトリ文化館の指定管理を開始しました
更新日:2015年04月10日 (Fri)


4月から豊岡市立コウノトリ文化館を指定管理します

2015年4月1日より、豊岡市立コウノトリ文化館はNPO法人コウノトリ市民研究所が指定管理することになりまし た。スタッフもすべて市民研究所の職員になります。業務内容は今までと基本的には変わりませんが、コウノトリの野生復帰を含め、人と自然が共生する地域づ くりに関する普及啓発、様々な訪問者への対応をおこないます。また、NPOの特長を活かし、設立当初の設置条例に従い博物館機能を強化します。

文化館内および周辺での環境学習・自然体験プログラム、市民対象の自然観察講座、市民研究発表会など、これまでにないアクティビティを提案しながら、いっしょに学び、いっしょに楽しんでゆきたいと思っています。

指定管理に合わせて、ホームページもまったく新しく生まれ変わりました。新鮮な情報をリアルタイムに発信してゆきますので、どうぞご期待ください。田んぼの学校の記録など、コウノトリ市民研究所のコンテンツの多くは、今後、コウノトリ文化館のホームページに掲載しますのでチェックして下さい。
豊岡市立コウノトリ文化館のホームページはこちら

豊岡市立コウノトリ文化館 館長
NPO法人コウノトリ市民研究所 代表理事 上田尚志




ムネアカオオアリ


ムネアカオオアリ  ハチ目アリ科オオアリ属
Camponotus obscuripes
胸赤大蟻



森林内で地面や樹幹を観察すると、いろいろなアリがいることに気づく。大きいのや小さいの、いろいろいる。中でも大きくてスマートで赤い存在感のあるやつがいる。



ムネアカオオアリ。クロオオアリと並んで日本最大級のアリで。胸部と腹部の一部が赤褐色なのでよく目立つ。スマートで、胸部がシュッとしていて格好が良い。あごも立派で、目もかわいい。働きアリの体長は1センチを超える。



 このアリの巣は土中ではなく枯れ木に作られる。朽木にアリが営巣することは良くあると思うが、このムネアカオオアリはシロアリのように乾燥した木材にも穴を開け、住宅にも被害を発生させることが報告されている。

 ムネアカオオアリの天敵にトゲアリというのがいる。トゲアリの新女王アリがムネアカオオアリの巣に侵入して、そこの女王を殺して居座り、トゲアリの働きアリに自分の子どもを育てさせ、やがてムネアカオオアリは死滅してしまう。
 そういうこともあってか、ムネアカオオアリとトゲアリが同時に観察できる場合が多いように思う。



 ムネアカオオアリは、飼育しやすく、大きくて観察もしやすいので人気があり、生体つきの飼育セットが販売されていたりする。
 但馬では珍しい種ではない。
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ムラサキアブラシメジモドキ


ムラサキアブラシメジモドキ(フウセンタケ科 フウセンタケ属Cortinarius salor Fr. )
(紫油占地擬)

 紫色が美しいキノコである。水分があるときはヌメリが強く光沢が強いので、特に若くて紫色の強いものは宝石のように美しい。
 フウセンタケ属のキノコは味に癖なく美味菌である。ムラサキアブラシメジモドキはヌメリが強いので、おろし和えや、汁、鍋に入れたり、ナメコと同様に利用すると良い。
 

 カサは饅頭型から平らへ開いていく。カサと柄の間にはクモ糸状の膜でつながり、やがて不完全なツバとして柄に残る。これはフウセンタケの仲間の共通点である。このツバは、若いときは白色であるが、やがて自分の胞子が付着して茶色に変化する。それが柄の模様のように見える。
 「モドキ」という名がついているが、「ムラサキアブラシメジ」と和名のついたキノコは図鑑では見当たらない。
 秋に広葉樹林内の地上に発生する。里山のキノコである。

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ヒメベニテングタケ


ヒメベニテングタケ(テングタケ科 テングタケ属Amanita rubrovolvata Imai)
(姫紅天狗茸)

 絵本によく出てくる赤地に白いぽつぽつが美しいキノコがある。これは概ねベニテングタケを描いている。ベニテングタケというキノコは、中部地方以北が分布の中心で兵庫県には基本的にない(他地域からの移入による発生の報告はある)。


 ヒメベニテングタケの名前の由来は「小さなベニテングタケ」ということである。確かにテングタケで、赤くて、タマゴタケではないとなると、ベニテングタケ?と一瞬思ってしまった。しかし、小型であるだけでなくベニテングタケとはかなり雰囲気が違う。カサや柄の根元に残るツボの破片は橙赤色であることが決定的に異なっている。


 ヒメベニテングタケ、夏から秋にかけてブナ林やミズナラ林などに発生する。小さくて可愛く美しいキノコである。



 写真は兎和野高原

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クリタケ

クリタケ (ハラタケ目 モエギタケ、クリタケ属 Naematoloma sublateritium (Fr.)Karst.)栗茸

秋から初冬に広葉樹の倒木、切り株、土中の埋もれ木から群生。カサは茶褐色でクリの色のイメージに近いものが多い、名前の語源であろう。若いカサは繊維状の薄皮をほろほろとまとっているのも特徴だと思う。キノコらしい形。ツバ、ツボはない。


歯ごたえ良好味温和。市販のブナシメジのイメージにちかいと思う。あたればごっそり大量収穫できるのが良い。鍋でも油を使った料理でも用途は広い優良菌。
近年は、毒成分を含んでいるので毒菌に分類されている本もあるが、古くから食用とされている。
間違いやすい毒菌としてはニガクリタケがある。ただ、ニガクリタケは色合いがレモン色っぽいのとやや小さめで、噛めば苦いので見分けるのは難しくない。
秋のブナ林では、クリタケ、ナメコ、ムキタケの3種が主たるねらい目になるのでしょうか。

2011年11月23日 兎和野高原 



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サナギタケ



サナギタケ
 (バッカクキン目、 バッカクキン科、冬虫夏草属Cordyceps militaris (Vuill.) Fr.)
蛹茸

 香美町村岡区の兎和野高原で、冬虫夏草を見つけた。ブナ、ミズナラ、スギなどの森で、腐葉土の地面から、オレンジ色の棍棒状のキノコが生えている。掘り返してみると大きな蛹からキノコが生えている。蛹はスズメガの仲間のトビイロスズメだと思われる。




 冬虫夏草、冬は虫なのに夏には草になるという意味、少し乱暴な表現である。ガやトンボなど昆虫類にキノコの菌糸が入り込み、やがて昆虫の体内で虫体を栄養源にはびこり、最終的には宿主(虫)を殺しキノコを発生させる。イモムシタケ、トンボタケ、セミタケ、、いろいろな種類がある。今回見つけたのはサナギタケ。鱗翅類の蛹からキノコを発生させる。


冬虫夏草は近年盛んに臨床的研究が行われ、冬虫夏草からの抽出物質の持つ免疫抑制効果、抗癌作用が明らかになり、カイコを育て、サナギタケを栽培し、乾燥、滅菌、粉砕して冬虫夏草製品として販売もされている。販売業者のサイトには、核酸系の化合物コルジセピン、ガン細胞に有効な免疫物質β−グルカン、体内のガン細胞を殺すナチュラルキラー細胞数を増やし活性化するホルモンであるメラトニン、腫瘍壊死因子のTNF−αが含まれていると記載されている。中国では昔から不老不死、強精強壮の秘薬として重用され、結核、慢性喘息、慢性気管支炎、慢性腎炎などの薬として用いられたとのこと。

サナギタケによく似たキノコは近縁のイモムシタケ。ほとんど同じようなものらしい。
ちょっと見にはベニナギナタタケにも似ていますが蛹から出ているかどうかで間違うことは無いと思います。

薬効優れたサナギタケであるが、大きなトビイロスズメの蛹に白い菌糸で覆い、頭部から出ているサナギタケを見ると、服用してみる気にはなりませんでした。
2011年10月9日 兎和野高原 3枚目のみ持ち帰り10月15日自宅で撮影



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